■ Hello School 中学理科(ハロ理科) No.3 音の性質 ■
インターネット上で中学校の理科が勉強できるよ♪
ノートに理解しながら写して、一通り終えたら練習問題で実力を定着させていこうね♪
1.音
(1) 音の伝わり方
振動…物がふるえること。音が出る原因でもある。

音を伝えるもの…空気(真空の中では音は伝わらない。)

空気中の音の伝わり方
 物が振動→空気中を音波として移動→人の鼓膜を振動 →神経によって大脳に伝達
 (聞こえたと認識)

音の速さ
 空気中…毎秒約340m  水中…毎秒約1500m 鉄棒…毎秒約5120m
  音の伝わりやすさ…固体>液体>気体

音の反射と共鳴
 音の反射…音はかたい物に当たると反射する。(やまびこやトンネル内の音の重なりなど)

 音の共鳴…発音体は自分が出す音と
        同じ高さの音を受け止めると、
        自分も振動する。
 右の図のように、片方のおんさを鳴らすと、
一方のおんさが同じ高さの音を受け止めて
振動をはじめる。
(2) 音の高さと大きさ
音の波形
 音波は空気が圧縮されたところと、
膨張されたところが交互にやってくる。
 空気の圧力の変化をグラフにしたのが
右の図である。
(オシロスコープという装置で見れる)
 
 波長
…1つの山(谷)から山(谷)までの長さ。
      発音体が1回振動すると、音波の山と谷が1つずつできる。

 振動数…発音体が1秒間で振動する回数。
   高い音…振動数が大きく、波長が短い。 低い音…振動数が小さく、波長が長い。
   単位はHz(ヘルツ)。
   人間が聞こえる範囲は20Hzから20000Hzまでで、20000Hz以上の音を超音波という。

 振幅…山の高さ(谷の深さ)。
   大きい音…振幅が大きい。 小さい音…振幅が小さい。
高い音 低い音
大きい音 小さい音
(3) モノコード
AとBの比較(張る強さが同じで太さが異なる)
 Aの方が高い音が出る。
→弦が細いほど高い音が出る。
 振動数が大きい。

BとCの比較(同じ太さで張る長さが異なる)
 Cの方が高い音が出る。
→短く張るほど高い音が出る。
 振動数が大きい。
DとEの比較(同じ太さで張る強さが異なる)
 Eの方が高い音が出る。
       →強く張るほど高い音が出る。振動数が大きい。

同じ太さの弦で振幅が異なる
 bの方が大きい音が出る。
 →振幅が大きいほど大きい音が出る。
a(振幅が小さい) b(振幅が大きい)
練習問題
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