小説 hello学校の怪談 (小学校編) 15/21


 人体模型が座っていた。

ギァ〜、ギァ〜、おわ〜!
みんな声は出るものの、体が動かない。
「電気、電気!」
「明るくして〜!」
 なんとか誰かが教室の明かりをつけて、最悪の状況を脱した。

 恐る恐るみんな人体模型に近づいていった。いつもの隣の準備室に置いてあるものだった。
「な、なんでここにあんのよ〜!」
「ビビった〜!」

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