小説 hello学校の怪談 (小学校編) (中学校編) (高校編) 19/21
みんなまた再び体育館の中に集まった。 「一体誰なんだ?」 「本当に幽霊がいるんじゃないの?」 「わけがわかんね〜よ。」 少しみんながパニクっている時だった。また放送の声が聞こえた。 こんなに、夜遅くまで、学校に、残っていることは、許されない。 そこで、残っている、諸君には、いろいろと、恐い目に、あって、もらった。 これを機に、反省して、これからは、下校時刻に、きちんと、帰るように。 「って、いって〜誰なんだ、お前!」 私に向かって、そんなことを、言っても、いいのかな? 「ダメだよ、先生、怒らせちゃ。何されるか、わかんないよ〜!」 「こりゃぁ、幽霊でも何でもね〜な。誰かの仕業だぜ。」 スピーカーに向かって、先生が怒鳴った。 「姿を見せろよ!」 しばらく静まり返ったが、反応があった。 では、私の姿を、見せよう。 舞台の上に、一人の男の人が現れた。 |