小説 hello学校の怪談 (小学校編) (中学校編) (高校編) 9/21


 なんと、体育館の中には、小学生、中学生、高校生がいたのだ。
全員、わけがわからないという顔をしながら、黙ったままボールのところに歩み寄った。

 その時、舞台から足音が聞こえた。
「いや〜、みんな来ると思っていたよ。」
yousuke先生だった。

「えっ!なんで先生がいるの?」
「そうだよ、そうだよ。」
「説明してよ!」

「はは。ど〜だったよ、夜の学校は?それなりに怖かったろ。」
「全部、先生の仕業だったの?」
「いや、ちがうな。確かにこのバスケはオレだけど、後は全て君たちがやったことになるのさ。」

次のページへ 

Top