■ Hello School 社会 ノートの書き方と勉強方法 ■
Hello School 社会を使って実際に勉強したノートと、社会の勉強方法です。
またそれらに役に立った文房具も紹介しています。

そこで、そういう人たちのために
プロデザイナーの方に、一般の生徒でも作れるノートというテーマで作成して頂きました。

★プロイラストレーターによるノート(地理編)★
1ページ目:自然と地形に関するノート(作成時間は1時間程度)
右上のイラストは原田さんのオリジナルキャライラストです。
2ページ目:都市と工業に関するノート(作成時間は40分程度)
右上のイラストもオリジナルイラストの「うぃーくん」です。

どうやって作っているのかなぁ…
何か特別なものを使ったり、才能が必要なの?
というわけで、その秘訣を教えてもらっちゃいました♪
で、どういう人が作っているんだろう…
上の写真の右下の人形が気になる…
というわけで、紹介させて頂きます♪

イラスト工房のページへ
Hello School
ラクロス部
原田さんモデル

作成は原田さん
ご自身に作って
頂きました。
あっ、校長先生だ…
なんか、久しぶりに見たぞ…

Hello School校長 ネット神
原田さんは国立大学に進学し、
学問を修めると同時に、ラクロス
にも励むなど、勉強とスポーツを 
両立した人です。

そういう人の勉強方法は絶対に
見習うべきですよ!




はいっ!
そうします!
 
さらにもっと詳しい社会のノートの作り方を
知りたい人はこの下を見てね♪
★ノートの基本的な使い方★
ノートの最初のページは使わない
社会のノートに限らず、すべてのノートに言えることです。

ここから書き始めると、解説と演習問題が表と裏の関係
になったり、解説が途中で次のページになりがちで、
わからなくなったときやポイントを見たいときにいちいち
ページをめくることになります。
下敷きもその都度動かすことになります。

左側が解説、右側で演習または見開いて解説となる
ように、「見開いた2ページで1つ」の意識で作るように
しましょう。

1つの単元や内容が左のページで終わった場合、右の
ページには何も書かずに、ページをめくって左のページ
からまた進めていくのがよいでしょう。

全体的にノートは詰めて書かずに、次の解説や問題など
が次のページまでまたがりそうなときは、ためらうことなく

地理ノート

歴史ノート

公民ノート
次のページから書くのが基本です。

ノートは書くため・写すための文房具ではなく、「見直すための文房具」であることを忘れてはいけません。
必ずもう一度見る、そのときに、何日間も積み重ねてきたものをいかに短い時間で復習できるかを常に
考えて、ノートを作成する意識をもって下さい。

見づらいノートを作っている人は、復習するときも最初に習ったときと同じくらいの時間をかけてしまいがち
です。自分が書いたノートを見直すことをしないことの方が多いと思います。
一見、丁寧なノートは面倒だと思いがちですが、同じことを長々と何度も繰り返すことの方が面倒なことなの
です。

 
地理のノートの工夫(白地図はノートに貼らない)
地理のノートは必ずといってよいほど、白地図を使います。

しかし、ノートに貼ってしまうと、ノートがごわついたり、貼った裏側がのりで硬くなって書きづらくなってしまいます。
またわら半紙を使うことも多く、ノートの見栄えとしてはあまりよくありません。

大きさも渡されたサイズに従うことになるので、解説ページが上手くデザインできないこともあります。

上のプロデザイナーの方法の他に、下のような作成手順でノートを作っても、自由な大きさで自由な場所に地図を
入れることができます。

どんな方法であれ、大切なのは、
作成しているうちに、地形と地名と場所が自然に頭の中に入ることです。

すべて最初から地図を作っていくので、どこに、どんな、どういう地形があるのかを自分で把握しつつ、覚えられると思います。

楽をすれば後で苦労します。その苦労をしなければ、テストの点数に影響します。

大半は、安易に白地図をノートに切り貼りをして後で必死になるケースが多いと思います。

最初に苦労してしまえば、後が楽ということを意識しましょう。
地理ノートの作成手順
地理は単に地名を覚えているだけでは意味のない科目です。

地理のポイントは、その場所でどうしてその産物や産業ができるのかを考えたり、理解することです。
農業はその地域の気候に左右されるので、気候と農業は密接に関係があります。
工業・商業はその地域の歴史に関係したりします。

ステップ2またはステップ3を何度か作成しながら、その場所とその特徴を書き込んでいくと効率のよい、
そしてとても見やすく、まとまったノートができあがるはずです。
 
歴史は因果関係で理解する
歴史の勉強は、暗記中心と考えて、年表ばかり覚えている人は、
多分、成績が一定のところまでしか上がらないでしょう。
歴史のポイントは、あることがらがどのようなことが原因で、何が
おこったのか、という話の流れをどう捉えていくのかが大切です。

事件と事件の間には「↓」などでつなげて、そのまとまりを理解して
覚えるようにしましょう。

各時代のノートもその時代の最初の出来事からではなく、前の時代
の終わりから書き始め、なぜ、その時代になったのかを理解しなが
ら、ノートをまとめていくことが大切です。

また、ノートの横か余白には、全体の時代の位置も書いておくと、
自分が勉強している場所も把握できるかと思います。

断片的な知識では、テストで基本問題は正解できるものの、
それ以上の問題はわからなくなるのが大半です。

1行問題のような形式はテスト直前で確認程度で済ますのが
よいでしょう。むしろ、やらない方がいい場合もあるかもしれません。
自分が勉強しているのは
どの時代とどの時代の間
なのか、全体の流れを把握
できるようにしておく。
ノートを作成後、赤い下敷きで隠して、確認テストも
できるように工夫しておく。
 
公民は社会というよりも理科
公民は社会科という科目のイメージでもつよりも、理科の2分野の
ようなイメージをもっていた方がいいかもしれません。極端な表現
で言えば、公民は「理科3分野」と考えた方がよいかもしれません。

公民のポイントは、政治のしくみ、経済のしくみといった生活につい
ての大きなまとまりのメカニズムを理解すること
です。
常に、「どうしてそうなるの?」とか「こうなるとどうなるの?」など、
疑問をもちながら理解したり、することが大切です。

ノートを作成後、赤い下敷きで隠して、確認テストも
できるように工夫しておく。
 
復習はシャーペンを使わない
復習は基本的に解く問題数は同じであっても、最初に習った、または解いた時間よりも短くする
ことが効率性が高いと言えます。
復習はできるだけシャーペンを使わずに済むような方法を考えた
ほうが良いでしょう。

一度やったことを、またまったく同じことをやるのには疑問があります。不安であればその問題だけを
ルーズリーフなどで解き直せばよいかと思います。

念を押しておきますが、復習するからといってシャーペンを使わないというのはまったくの間違いです。
あくまでも「シャーペンを使わないような復習をする」ということです。絶対に勘違いをしないで下さい。
教科書やノートを眺めるだけの復習は復習とは言わず、また勉強しているとも言えません。

勉強時間、とくにテストに向けての対策時間には大きく3つの時間があります。それは
「理解する時間」、「復習する時間」、「確認する時間」
です。
「確認する時間」は自分が作ってきたノート全体に目を通せばよいでしょう。

この3つの時間配分と負担度は、勉強を10という数字にするとすれば、10:2:1という感じで、その単元
や範囲の定着度や達成度が7:9:10となるような比率が理想的だと思います。

勉強全体を10とした場合
  理解する時間 復習する時間 確認する時間
主な内容 ノート作り
確認・演習問題
公式・用語・単語の暗記とその確認
など
ノートの復習
単語カード作成
など
ノートの内容確認
単語カードなど
時間と負担 10 2 1
定着度・達成度 7 9 10
単語カードは覚えるための文房具というよりか、確認するための文房具とした方がよい
でしょう。まぁ、この話は別の機会で…。

少なくとも、毎回まったく同じことをしてしまうと、テスト前に最初に習った時間と同じ時間と同じ行動を
短期間で、または短時間でしなくてはならないことになってしまいます。そもそも、そういう時間配分
自体がどこかおかしいのです。「テスト前の徹夜」はやはり勉強が下手だと思うべきでしょう。
 
★社会ノートの例★
Hello School 社会で勉強した実際のノート(主要ノートで比較)
ノート 評価(あくまでも主観的ですが…)
●コクヨ Campus ドット入り罫線ノート 
 (東大生ノート)
ドットが入ったことによって、画期的に見栄えの良い
ノートが作れます。多少、字が雑な人(特に男子)に
とってはとても有り難いものになっています。
全国の中学生に1人につき5冊を一律無料配布して
もよいのではないかと思ったりします。

使いやすさというところでは、ロジカルノートにやや
劣ってしまった感がありました。多くのドットが気に
なるのであれば、こちらの方がよいかと思います。
 
 満足度 ★★★★★★★
●コクヨ Campus 方眼罫ノート 小学生専用に対応したノートだけあって、字をやや
大きく書かせるのが特徴。

ただ、マス目の線がやや強く、鉛筆で書いた字より
も目立ってしまう感がありました。

歴史・公民分野であれば大きな問題はない。
 
 満足度 ★★★★★★★
●Nakabayashi Logical Swing notebook
 (ロジカルノート)
使ったノートの中で一番使いやすいものでした。
1行をさらに3分割しているので、字のサイズにも
工夫が可能です。
数学であれば、分数を約分したときにも綺麗に
書くことができます。また国語の古文もこのノート
は活用しやすいかと思います。

難点を言うとすれば、表紙のデザインが今一つと
いったところ。
 
 満足度 ★★★★★★★
●ショウワノート Tノート とてもユニークな発想と形式のノートです。
1ページに書き込める量が少ないと思っていました
が、実際に使ってみると案外多くの量を書くことが
できました。「まとめノート」を作るとすれば最適かも
しれません。

地理のノート作りには最適です。
 
 満足度 ★★★★★ 
 
★Hello School 社会のノート作りに役に立った文房具★
三菱鉛筆 シャープペンシル
KURUTOGA ハイグレードモデル
かなり使いやすいです。
シャーペンの芯がグリグリと回転
しているのが手に伝わってきます。
トンボ鉛筆 ホルダー消しゴム
MONO ZERO 丸型
直径が2.3mmしかないので、
ピンポイントで消したいところ
を消すことができます。
PILOT ボールペン
HI-TEC-C
ノート作りの必需品的存在です。
色の種類も40色あり、0.25、0.3、
0.4、0.5の細さに分かれています。
個人的には0.4がお勧め。
STAD 15cm定規
丈夫で幅があり、短くて、目盛り
の他にマス目入り。1次関数の
平行線や図形問題にかなり
役に立ちます。
この他に30cm定規もノートの
仕切り線を入れるために必要です。
コクヨ Campus 
ドット入り罫線ルーズリーフ
ノート作りをする際に、これで
試してみたり、筆算をしたり、
ノートのためのノート的存在です。
トンボ鉛筆 色鉛筆
IROJITEN
全部で90色。中間色系がとても
きれいです。
地理の白地図の活用には必ず
使います。数学の図形の塗り
つぶしもこれが必要。
コクヨ トレーシングペーパー
地理の白地図をノートに転写する
のに必要。A4サイズを購入して、
必要な大きさに切って保管して
おく。
こどものかお 
スケジュールスタンプ・ケース・スタンプパッド
ちょっとしたワンポイントを入れたいときに使います。
ケースにはスタンプを9個入れることができるので、収納に
困りません。
シールという手もありますが、あまりシールを貼ると、ノートが
ごわごわとしてしまうので、できればスタンプの方をお勧め
します。
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