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図形の移動 練習問題 解答と解説 ■ |
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 |
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※特に指定がない場合、円周率は3.14で計算します。 |
1. |
右の図のように、直角三角形が毎秒2cmの速さで 矢印の方向に進み、長方形と重なって移動して いきます。 (1)10秒後に2つの図形が重なった部分の面積は 何cm2ですか。 (2)長方形DEFGの面積が直角三角形によって 二等分されるのは何秒後ですか。 |
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解説: |
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(1) |
10秒後の図形の重なりは右の図の通り。 また、直角三角形の垂直の部分の辺の比は2:1に なる。 求める面積は (8+2)×12÷2=60cm2。 |
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(2) |
長方形の面積を直線で二等分するのは、下の図 のように対角線の交点を通る場合である。 そのときの直角三角形と長方形の位置は右の図 ようなときであり、CがFよりも12cm進んだところに なるので、Cが28cm移動したときである。 求める時間は28÷2=14秒後。
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解答:(1)60cm2 (2)14秒後 | |
2. |
右の図のように、正方形が矢印の方向に 長方形を組み合わせた図形に重なりながら 毎秒1cmの速さで移動していきます。 グラフは2つの図形が重なったときの面積を 表したものです。 (1)ア〜オの長さをそれぞれ求めなさい。 (2)重なった部分の面積が2回目に23cm2に なるのは正方形が動き始めてから何秒後 ですか。 |
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解説: |
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(1) |
10秒後の図形の位置は右上の状態と なり、アは6cm、イは18÷6=3cmという ことがわかる。 右下の18秒後から、エは4cm、オは 20÷4=5cm、ウは14-6=8cmとなる。
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(2) |
2回目に23cm2になるのはグラフから16 秒後から18秒後の間で、16秒後には右 の図のように面積は26cm2になる。 1秒ごとに3cm2ずつ減るので、面積が 23cm2になるのは17秒後。 |
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解答:(1)ア…6cm イ…3cm ウ…8cm エ…4cm オ…5cm (2)17秒後 | |
3. |
右の図はAB=10cm、BC=8cm、AC=6cmの直角三角形ABCをAを 中心に90°回転させたものです。黄緑の部分の面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
下の図のようにBDCの部分をB'D'C'に移動させると、中心角90°で半径10cm のおうぎ形の面積から中心角90°で半径6cmのおうぎ形の面積を引けば 答えが求まる。
10×10×3.14× |
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− |
6×6×3.14× |
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=16×3.14=50.24cm2。 | |
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解答:50.24cm2 | |
4. |
右の図は直径4cmの半円を45°回転させたものです。 黄緑の部分の面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
右の図でア+イ=イ+ウとなるので、 ア=ウ。 求める面積は半径4cm、中心角45°の おうぎ形の面積を求めればよい。
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解答:6.28cm2 | |
5. |
右の図は長方形ABCDをBを中心に45°回転させたものです。 黄緑の部分の面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
下の図のように、求める面積は全体から長方形の面積を引けばよい。
16×12÷2×2+20×20×3.14× |
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−16×12=157cm2。 | |
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解答:157cm2 | |
6. |
右の図は、AB=8cm、BC=6cm、対角線AC=10cmの 長方形をもとの位置までころがしたものです。 (1)Aが動いた長さは何cmですか。 (2)黄緑の部分の面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
(1) |
20×3.14× |
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+12×3.14× |
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+16×3.14× |
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= 12×3.14 | =37.68cm。 |
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(2) |
半径10cm、中心角90°のおうぎ形から長方形の面積を引けばよい。
10×10×3.14× |
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−6×8=30.5cm2。 | | |
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解答:(1)37.68cm (2)30.5cm2 | |
7. |
右の図は半径6cmの半円をすべることなく一回転 させたものです。中心Oが動いた長さは何cmですか。 |
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解説: |
中心Oが動く軌跡は上の図のようになる。 求める長さは
12×3.14× |
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×2+12×3.14× |
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=12×3.14=37.68cm。 | | |
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解答:37.68cm | |
8. |
右の図は長方形ABCDとABを直径とする 半円を組み合わせた図形をすべることなく 一回転させたものです。 AB=ED=8cmであるとき、Eが動いた長さ は何cmですか。 |
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解説: |
Eが動く軌跡は右の図の ようになる。求める長さは
=12×3.14=37.68cm。 |
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解答:37.68cm | |
9. |
右の図のような1辺6cm、面積が93.42cm2の正六角形があり、周りを1辺 6cmの正三角形をすべることなく元の位置にもどるまで回転させます。 (1)Aが動いた長さは何cmですか。 (2)(1)のときのAの動いたあとの線と正六角形に囲まれる図形の面積は 何cm2ですか。
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解説: |
(1) |
Aが動く軌跡は 右の図の通り。 半径6cmの半円が 4個分、または円が 2個分になるので、 12×3.14×2 =75.36cm。
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(2) |
求める面積は円が 2個と正三角形2個 になる。 正六角形は正三角 形を6個あわせた ものなので、1個分 の面積は 93.42÷6=15.57。 求める面積は 6×6×3.14×2 +15.57×2 =257.22cm2。 |
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解答:(1)75.36cm (2)257.22cm2 | |
10. |
右の図のような直方体を組み合わせた図形の内側を 半径1cmの円が辺にそって1周します。 円が通ったあとの面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
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円が通る軌跡は上のようになる。 (2×2-1×1×3.14)×5=4.3…角を曲がるときの通らない部分 求める面積は 19×2+6×2+8×2+8×2+25×2+14×2
+2×2×3.14× |
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−4.3=168.26cm2。 | | |
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解答:168.26cm2 | |
11. |
右の図のような半径16cmの半円の外側を半径4cmの円が 1周します。円が通ったあとの面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
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円が通る軌跡は上のようになる。求める面積は
8×32+8×8×3.14× |
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×2+24×24×3.14× |
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解答:808.64cm2 | |
12. |
右の図のように、 黄緑の円の周りを 同じ半径の矢印の ついた円を1周させ ました。 (1)円がAの位置に きたとき、矢印は ア〜クのどの方向 を向いていますか。 (2)円が1周したとき、 何か移転しますか。 |
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解説: |
(1) |
下の図のように赤い部分が重なり合う のでオ。
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(2) |
右の図のように2回転。 |
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解答:(1)オ (2)2回転 | |
13. |
右の図のように、黄緑の円の周りを同じ半径の赤い円 を1周させました。赤い円は何回転しますか。
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解説: |
同じ半径の円が1周すると、2回転 する。 赤い円の中心が動く軌跡は右の図 である。中心は
回転するので、赤い円は
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14. |
右の図のような1辺が3cmの正五角形の頂点に15cmのひもを つけ、矢印の方向にまきつけていきました。 ひもが動ける面積を求めなさい。 |
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解説: |
ひもが動く軌跡は右の図のようになる。 求める面積は
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+9×9×3.14× |
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+6×6×3.14× |
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+3×3×3.14× |
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=495×3.14× |
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=99×3.14=310.86cm2。 | | |
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解答:310.86cm2 | |
15. |
右の図のような長方形の点AからPが毎秒1cmの速さで D→C→Bの順序で進みます。三角形ABPの面積が 30cm2になるのは何秒後ですか。 |
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解説: |
ABを底辺としたとき、面積が 30cm2になるのはAPが6cm、BPが6cm のときなので6秒後と46秒後。 | |
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解答:6秒後と46秒後 | |
16. |
右の図のような台形の辺の上をPが 毎秒1cmの速さでBを出発してC→D →Aの順で進んでいきます。 このときの三角形PABの面積が右の グラフで表されています。 (1)アはいくつですか。 (2)台形ABCDの面積は何cm2ですか。 |
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解説: |
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(1) |
PがCにきたときの面積が40cm2なので、BCの長さは10cmということが わかる。 グラフからPがアにくるのはDにきたときなので、アは18秒後。 |
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(2) |
24秒後で面積が0cm2になることからADは6cm。 台形ABCDの面積は(6+10)×8÷2=64cm2。 | |
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解答:(1)18 (2)64cm2 | |
17. |
右の図のような長方形があり、PはAから毎秒4cmの速さで、 QはDから毎秒5cmの速さで矢印の方向に長方形の辺上を まわっていきます。 (1)QがPに追いつくのは何秒後ですか。 (2)三角形DPQがはじめて直角二等辺三角形になるのは 何秒後ですか。 |
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解説: |
(1) |
2つの点が最初にはなれているのは126cmなので、QがPに追いつくのは 126÷(5-4)=126秒後。 |
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(2) |
直角二等辺三角形になるのは、右の図のように PD=DQとなるので、PとQが進んだきょりの和が 54cmになるときである。 54÷(4+5)=6秒後。 |
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解答:(1)126秒後 (2)6秒後 | |
18. |
右の図のような台形があり、PはCを出発して毎秒4cmの速さで D→Aの順で進み、QはCを出発して毎秒3cmの速さでBに進み ます。 (1)7秒後の四角形PQCDの面積は何cm2ですか。 (2)四角形PQCDの面積が384cm2になるのは何秒後ですか。 (3)四角形ABQPが平行四辺形になるのは何秒後ですか。 |
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解説: |
(1) |
7秒後のPはAD上のDから4cmのところにあり、 QはCから21cmのところにあるので、面積は (4+21)×24÷2=300cm2。 |
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(2) |
6秒後のときの三角形P(D)QCの面積は216cm2。 その後は1秒ごとに(3+4)×24÷2=84cm2ずつふえていくので、 (384-216)÷84=2秒後。 四角形PQCDの面積が384cm2になるのは、8秒後となる。 |
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(3) |
PがDにつくのが6秒後でこのときのQはCから 18cmすすんだところにある。 四角形ABQPが平行四辺形になるのはPQが 15cmになるときなので、3cmきょりをちぢめれ ばよい。 3÷(4-3)=3秒後で、出発してから9秒後となる。 |
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解答:(1)300cm2 (2)8秒後 (3)9秒後 | |
19. |
Oを中心とする半径4cmの円と半径6cmの円があり、Pは半径8cmの 円を1周するのに16秒、Qは半径4cmの円を1周するのに8秒かかり ます。P、Q、Oが一直線にあるとこからスタートさせ、16秒後までを 考えます。 三角形OPQの面積が最も大きくなるのは何秒後ですか。また、 そのときの面積は何cm2ですか。
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解説: |
Pは1周するのに16秒かかること から1秒で22.5°、Qは1周に8秒 かかることから1秒で45°動くこと になり、1秒で22.5°の差がつく。
面積が最も大きくなるのはOPと OQのつくる角度が90°になるとき で、 90÷22.5=4秒後と、 270÷22.5=12秒後となる。 そのときの面積は 4×6÷2=12cm2。 |
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解答:4秒後と12秒後 12cm2 | |
20. |
右の赤い点を中心とする半径8cmの円をかき、その周上にすべての頂点が 通るような正六角形を作図しなさい。 |
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解説: |
右の図のように半径8cmの円をかき、 コンパスを8cmの状態にして円周を6等分し、 直線で結ぶ。 |
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解答:解説参照 | |
21. |
右の図のような図形を4つの合同の図形に分けなさい。 |
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解説: |
右の図のように48cm2を4等分するので、 12cm2ずつに分ければよい。 |
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解答:解説参照 | |
図形の移動の解説ページ 練習問題 |
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