■ Hello School 算数 時計算 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
●時計算の知識
※時計算は旅人算の
 応用と言えるもので、
 あとで、例題や練習
 問題を解けばわかる
 ことだが、5.5は分数
 の
11
2
で割ることに
 なるので、答えが分数
 になることが多い。
長針は5分で30°動くので、
1分で6°動く。
短針は60分で30°動くので、
1分で0.5°動く。
例題1 8時22分のとき、長針と短針でつくる角のうち、小さい方の角度は何度ですか。
解説
時計の4と8の間の角度は120°で、長針は
8時20分から8時22分の2分間で12°動き、
短針は8時から8時22分の22分間で11°
動くので、120−12+11=119°となる。
解答 119°
 
例題2 8時から9時までの間に、長針と短針が重なるのは8時何分ですか。
解説
8時のとき、短針は長針よりも240°前にあり、
1分間で6−0.5=5.5°差をちぢめていくので、
長針と短針が重なるまで、
240÷
11
2
=43
7
11
分後。
解答
43
7
11
分後
 
例題3 4時と5時の間で、長針と短針が直角になるのは4時何分ですか。
解説
差が120° 差が90°
30°ちぢまる。
差が90°
210°差をつける。
長針と短針が直角になるのは2回ある。
最初は長針と短針が30°ちぢまったときで、
30÷
11
2
=5
5
11
分後。次は長針が短針よりも90°差をつけたときで、
210÷
11
2
=38
2
11
分後。
解答
5
5
11
分後と38
2
11
分後
 
例題4 右の図の時計でアの角とイの角が等しくなるのは7時何分ですか。
解説
長針は7時からウの角度まで動き、短針はアの角度
まで動くことになる。ア=イなので、
ア+ウ=イ+ウ=210°。
1分間で6+0.5=6.5°動いていくので、210°に
なるのは、
210÷
13
2
=32
4
13
分後。
解答
7時32
4
13
 
例題5 1時間に8秒遅れる時計があります。この時計を1月1日午前0時のラジオの時報に
あわせると、その月の31日の午前0時のラジオの時報のとき、この時計は何時何分
をさしていますか。24時間表記で表しなさい。
解説
1月1日午前0時のラジオの時報から1月31日の午前0時のラジオの時報まで30日
ある。それまでに時計は8秒×24時間×30日=5760秒遅れることになる。
5760秒=96分=1時間36分になり、0時から1時間36分前は22時24分。
解答 22時24分
練習問題
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