■ Hello School 算数 日暦算 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
■ 日暦算の知識 ■
 日暦算にはいろいろな知識を必要とします。問題を解く前に、理解したり、覚えておきましょう。
●大の月 小の月
 ある月によっては31日があったり、30日だったりします。31日がある月を大の月ない月
 を小の月といいます。
....
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
31 28 31 30 31 30 31 31 30 31 30 31
 
●うるう年
 平年では2月は28日ですが、4年に1度29日になり、この年のことをうるう年といいます。
 うるう年は次のような決まりがあります。
  ・西暦年数が4で割り切れる
    →512年、1996年など
  ・西暦年数が100で割り切れても、400で割り切れなければ平年と同じ
    →1900年、2100年は平年
 
●年と曜日
 1年後の曜日は、平年では1つ先、うるう年は2つ先になる。 
....
西暦 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
曜日
 
●西暦と元号
 年をあらわすのには、2014年などの西暦と平成16年などの元号があります。
 この関係は下のようになります。
....
西暦 1868年 1912年 1926年 1989年
元号             平成元年
      昭和元年 昭和64年
    大正元年 大正15年    
明治元年 明治45年        
1867年+明治の年数 西暦 明治23年→1867+23=西暦1890年
1911年+大正の年数 大正12年→1911+12=西暦1923年
1925年+昭和の年数 昭和54年→1925+54=西暦1979年
1988年+平成の年数 平成14年→1988+14=西暦2002年
例題1 Yousuke先生の誕生日は7月5日の木曜日でした。この日から100日後は何月
何日何曜日ですか。
解説
7月5日から200日後は7月1日からは105日後
にあたる。右の表から、7で割ると、
余りが1→日曜日
余りが2→月曜日
………
となるので、7月105日は105÷7=15
余りが0になるので、土曜日ということになる。
1
2 3 4 5 6 7 8
………
また、7月1日から9月30日まで、31日+31日+30日=92日。
105-92=13で10月13日となる。
解答 10月13日土曜日
 
例題2 ある人は1973年5月6日に生まれました。2014年3月20日は生まれてから何日目
になりますか。
解説
1973年 5月6日 12月31日 26日+30日+31日+31日+30日+31日
+30日+31日=240日
1974年 1月1日 2013年
12月31日
365×40
+10日(うるう年が10回ある)=14610
2014年 1月1日 3月20日 31日+28日+20日=79日
合計すると14929日になる。
解答 14929日
 
例題3 西暦2000年1月1日は土曜日でした。
(1)2000年以降で、最初に1月1日が金曜日になるのは西暦何年ですか。

(2)2000年の前の1月1日が土曜日だったのは西暦何年ですか。
解説
93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11
上の表から(1)は2010年、(2)は1994年。
解答 (1)は2010年 (2)は1994年
 
例題4 明治43年9月18日に生まれた人は平成5年8月21日には何才ですか。
解説
明治43年 1867+43= 西暦1910年 9月18日
83年間 誕生日が来ていない
平成5年 1988+5= 西暦1993年 8月21日
83年あるが、誕生日が来ていないので82才。
解答 82才
 
例題5 40人のクラスで、出席番号順に12人ずつ花だんに水やりをします。はじめの
12人がまた水やりをするのは何日後になりますか。
解説
12と40の最小公倍数120を1つの周期にはじめの組み合わせに戻るので、
120÷12=10日で1つの周期が終わる。
はじめの12人がまた水やりをするのは、10+1=11日。
解答 11日
練習問題
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