■ Hello School 算数 仕事算 練習問題 解答と解説 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
1. ある仕事をするのに、はろ美さんは10日、すく男君は15日かかります。この仕事を
2人ですると何日で終わらせることができますか。
解説: 仕事全体の量を30とする場合
仕事全体の量を10と15の最小公倍数の30と考えると、はろ美さんは1日で
3、すく男君は1分で2の量をする。
2人では3+2=5の量をすることができるので、この仕事を終わらせるのには
30÷5=6日
 
仕事全体の量を1とする場合
はろ美さんは1分で全体の
1
10
、すく男君は1分で全体の
1
15
できる。
2人では
1
10
1
15
1
6
できるので、この仕事を終わらせるのには
1
6
=6日
解答:6日
2. ある仕事をするのに、はろ美さん1人では10日、はろ美さんとすく男君の2人では
6日かかります。すく男君1人では何日かかりますか。
解説: 仕事全体の量を30とする場合
仕事全体の量を10と6の最小公倍数の30と考えると、はろ美さんは1日で
3、2人では1日で5の量をする。
すく男君は5-3=2の量をすることができるので、すく男君1人では
30÷2=15日となる。
 
仕事全体の量を1とする場合
はろ美さんは1分で全体の
1
10
、2人では1分で全体の
1
6
できる。
すく男君は
1
6
1
10
1
15
できるので、すく男君1人では
1
15
=15日。
解答:15日
3. ある仕事をするのに、はろ美さんは12日、すく男君は18日かかります。この仕事を
最初は2人で6日間した後、はろ美さん1人ですると、はろ美さんは仕事を始めて
から何日間で終わらせることができますか。
解説:
仕事全体の量を12と18の最小公倍数の36と考えると、はろ美さんは1日で
3、すく男君は1日で2の量をする。
2人では3+2=5の量をすることができるので、2人で6日すると、
5×6=30が終わり、残りの6をはろ美さんの3ですれば、
6÷3=2日となり、はろ美さんは全体で8日間となる。
 
はろ美さんは1分で全体の
1
12
、すく男君は1分で全体の
1
18
できる。
2人では
1
12
1
18
5
36
できるので、6日間続くと
5
36
×6=
5
6
が終わる。残りの
1
6
1
12
ですると、
1
6
÷
1
12
=2日となり、はろ美さんは全体で8日間となる。
解答:8日間
4. ある仕事をするのに、A君は12分、Bさんは15分、C君は20分かかります。この仕事
を3人ですると何分で終わらせることができますか。
解説: 仕事全体の量を12と15と20の最小公倍数の60と考えると、1日にできる
量はA君は5、Bさんは4、C君は3になる。
3人の1日の合計の仕事量は12になるので、この仕事を3人で終わらせ
るのには60÷12=5分となる。
解答:5分
5. 海からバケツで海水をくんできて、大きな水そうの中に入れていきます。大型の
バケツだと15往復、中型のバケツだと24往復、小型のバケツだと36往復かかり
ます。中型のバケツ2個と小型のバケツ1個で運ぶと何往復すればよいですか。
解説: 仕事全体の量を15と24と36の最小公倍数の360と考えると、1往復で
大型のバケツは24、中型のバケツは15、小型のバケツは10となる。
中型のバケツ2個と小型のバケツ1個で運ぶと、
15×2+10=40
運ぶことができるので、360÷40=9往復。
解答:9往復
6. Hello Schoolの柔道場の畳をぞうきんがけをするのに、はろ美さんは24分で
終わらせますが、すく男君は60%までできます。2人ですると何分で終わらせ
ることができますか。
解説: はろ美さんは24分で、すく男君は60%ということは、すく男君はぞうきん
がけを終わらせるのに40分かかる。
仕事全体の量を24と40の最小公倍数の120と考えると、1分ではろ美
さんは5、すく男君は3できるので、2人では5+3=8になり、
120÷8=15分となる。
解答:15分
7. 6人で1日8時間働いて10日かかる仕事があります。
(1)この仕事を10人で1日8時間働くと何日間で終わらせることができますか。

(2)この仕事を12人で4日で終わらせるには、1人1日何時間働くことになり
 ますか。
解説: 1人の1時間できる仕事の量を1とすると、全体の仕事の量は
1×6人×8時間×10日=480となる。
(1)10人で1日8時間働くと、1日で1×10×8=80。
  仕事を終わらせるのには480÷80=6日

(2)12人で4日働くと、1日で1×12×4=48。
  仕事を終わらせるのには480÷48=10時間
解答:(1)6日 (2)10時間人
8. 7人で24日かかる仕事があります。この仕事を最初は9人で11日間でやり、残り
を3日間で終わらせるには何人増やせばよいですか。
解説: 1人の1時間できる仕事の量を1とすると、全体の仕事の量は
1×7人×24日=168となる。
9人11日すると1×9×11=99が終わるので、残りは168-99=69。
この量を3日で終わらせるには69÷3=23人必要なので、
23-9=14人増やせばよい。
解答:14人
9. ある仕事をするのに、はろ美さんは21日、すく男君は24日かかります。最初はすく
男君が9日間働き、その後は2人ですると、はろ美さんは何日間働くことになります
か。
解説: 仕事全体の量を24と21の最小公倍数の168と考えると、1日にできる量は
はろ美さんは8、すく男君は7。
最初、すく男君が9日間働くと、残りは168-7×9=105。
この量を2人ですると、105÷(8+7)=7日。
解答:7日
10. ある仕事をするのに、はろ美さんは3時間、すく男君は5時間かかります。最初は
2人で1時間15分仕事をして、その後はすく男君1人ですると、すく男君1人でする
のは何時間何分ですか。
解説: 仕事全体の量を180分と300分の最小公倍数の900と考えると、1分で
はろ美さんは5、すく男君は3できる。
最初、2人で40分働くと、残りは900-(5+3)×75=300。
この量をすく男君1人ですると、300÷3=100分=1時間40分。
解答:1時間40分
11.
ある仕事をするのに、A君は12分、Bさんは18分、C君は24分かかります。この仕
事をA君とC君の2人で
1
2
働き、その後Bさん1人ですると全部で何分かかりま
すか。
解説: 仕事全体の量を12と18と24の最小公倍数の72と考えると、1分で
A君は6、Bさんは4、C君は3できる。
この仕事をA君とC君の2人で
1
2
を働くと、 72×
1
2
=36
この量をA君とC君の2人ですると、36÷(6+3)=4日
残りの量をBさん1人ですると、36÷4=9日。
全部で4+9=13日
解答:13日
12.
ある仕事をするのに、はろ美さんとすく男君の2人ですると36分かかります。
最初ははろ美さん1人で15分働いたところ全体の
1
3
が終わりました。残りを
すく男君1人ですると、後何分かかりますか。
解説:
はろ美さん1人で15分働いて全体の
1
3
なので、この仕事を終わら
せるのに、45分かかる。
仕事全体の量を36と45の最小公倍数の180と考えると、1分で
はろ美さんは4、2人で5できるので、すく男君は1できることになる。
残りの120を1ですると120分かかる。
解答:120分
13. ある仕事をするのに、A君は12分、Bさんは16分、C君は48分かかります。最初は
3人で働いていましたが、途中でA君が休んでしまったので、全部で7日かかりま
した。A君は何日休みましたか。
解説: 仕事全体の量を12と16と48の最小公倍数
の48と考えると、1分でA君は4、Bさんは3、
C君は1できる。
この仕事は、BさんとC君の2人か、A君と
BさんとC君の3人でやっているので、
右の図のような面積図で考えると、
3人で仕事をしたのは、5日になり、A君は
2日休んだことになる。
解答:2日
14. ある仕事をするのに、はろ美さんは12日、すく男君は18日かかります。最初ははろ
美さん1人で、途中からすく男君1人でしたら15日で終わりました。すく男君は何日
働きましたか。
解説: 仕事全体の量を12と18の最小公倍数の
36と考えると、1分ではろ美さんは3、
すく男君はは2できる。
右の図のような面積図で考えると、はろ
美さんは6日働いたことになり、すく男君
は9日働いたことになる。
解答:9日
15. ある水そうを満水にするのに、A管だけでは12分、B管だけでは24分、C管だけで
は36分かかります。最初はA管とB管を使い、途中からC管だけ使って満水にした
ところ、全部で15分かかりました。C管を使ったのは水そうに水を入れ始めてから
何分後ですか。
解説: 仕事全体の量を12と24と36の最小公倍数
の72と考えると、1分でA管は6、B管は3、
C管は2入れることができる。
この仕事は、A管とB管か、C管だけで
入れているので、右の図のような面積図
で考えると、A管とB管で入れていたのは
6分間ということになり、C管は6分後から
入れ始めたことになる。
解答:6分後
16. ある仕事をするのに、A君とB君さんの2人ですると3時間、BさんとC君では4時間、
A君とC君では6時間かかります。
(1)この仕事を3人ですると、何時間何分で終わらせることができますか。

(2)この仕事をB君1人ですると、何時間何分かかりますか。
解説: 仕事全体の量を3と4と6の最小公倍数の12
と考えると、1時間にできる量は右の表になる。

(1)3人の1日の量は4.5になるので、この仕事
 を終わらせるのには
 12÷4.5=2
2
3
時間=2時間40分
A+ B =4
B+ C =3
A+ C =2
A+A+B+B+C+C =9
A+B+C =4.5
(2)B君1人で1時間にできる量は(A+B+C)-(A+C)なので、4.5-2=2.5。
 この仕事を終わらせるには
 12÷2.5=4
4
5
時間=4時間48分
解答:(1)2時間40分 (2)4時間48分
17. ある水そうを満水にするのに、はじめの30分はA管だけを使い、その後2時間6分は
A管とB管を使うと満水になります。また、最初からA管とB管を使うと2時間24分で
満水になります。最初からB管だけを使うと何時間何分で満水になりますか。
解説: はじめの30分はA管だけを使い、その後2時間6分はA管とB管を使うと
満水になるということは、A管は156分、B管は126分使ったことになる。
また、最初からA管とB管を使うと2時間24分で満水になるということは、
A管を144分、B管も144分使ったことになる。
これを1つの式にして、整理すると、
A×156+B×126=A×144+B×144
A×12=B×18
A:B=3:2となり、1分でA管は3、B管は2入ることになる。
水そう全体の量は、3×144+2×144=720となり、B管だけで入れると、
720÷2=360分=6時間。
解答:6時間
18. ある仕事をはろ美さんとすく男君でするとき、はろ美さんが6日休むと24日かかり、
すく男君が3日休むと21日かかります。2人とも休まず働くと何日で終わらせること
ができますか。
解説: はろ美さんが6日休むと24日かかるということは、はろ美さんは18日、
すく男君は24日働くことになる。また、すく男君が2日休むと21日かか
るということは、はろ美さんが21日、すく男君は18日働くことになる。
これを1つの式にして、整理すると、
はろ美×18+すく男×24=はろ美×21+すく男×18
はろ美×3=すく男×6
はろ美:すく男=2:1となり、1日ではろ美さんは2、すく男君は1働く。
仕事全体の量は、2×18+1×24=60となり、これを2人ですると、
60÷(2+1)=20日
解答:20日
19. ある仕事をするのに、A君は9日、Bさんは12日、C君は18日かかります。この仕事を
毎日A君、Bさん、C君の順で1人ずつ交代して働くと最後の日は誰が全体のどのくら
いの量の仕事をしますか。
解説: 仕事全体の量を9と12と18の最小公倍数の36と考えると、1日でA君は4、
Bさんは3、C君は2できる。
この仕事を3人ですると、36÷(4+3+2)=3...3となる。
最後の余りの3は全体の
1
12
で、A君がすることになる。
解答:A君が全体の
1
12
をする
20. ある仕事をするのに、A君、Bさん、C君の3人ですると18分かかります。この仕事を
A君とBさんの2人ですると24分かかります。また、A君が7分かかる仕事をBさんと
C君がすると5分かかります。
(1)この仕事をC君だけで終わらせるには何分かかりますか。

(2)この仕事をBさんだけで終わらせるには何分かかりますか。
解説: (1) 仕事全体の量を24と36の最小公倍数の72と考えると、1分で
A君とBさんの2人で3、A君、Bさん、C君の3人で4となる。
ここから(A+B+C)-(A+B)=Cで4-3=1になり、
C君1人でこの仕事をすると、72÷1=72分かかる。
 
(2) A君×7=(Bさん+C君)×5から、1分の仕事の量は
A君:Bさん+C君=5:7-@ [A君+Bさん+C君=12]
(1)の問題で(A+B+C)=4、C=1なので、これを3倍すると
(A+B+C)=12、C=3となり、@の式に合わせると、
A君:Bさん:C君=5:4:3となる。
(全体の仕事の量も72×3=216)
この仕事をBさんだけですると、216÷4=54分
解答:(1)72分 (2)54分
21. 8人で働くと35日かかる仕事を、最初は4人で働き、その後は14人で12日働いて終
わらせました。4人で働いたのは何日ですか。
解説: 1人の1日の仕事の量を1とすると、仕事全体の量は1×8人×35日=280。
14人で12日働くと、残りは280-14×12=112。
この量を4人ですると、112÷4=28日
解答:28日
22. ある仕事をするのに、1日3.5時間ずつ働くと24日かかります。この仕事を最初は
3時間ずつ8日間働きました。残りを10日間で終わらせるには1日何時間ずつ働け
ばよいですか。
解説: 1人の1日の仕事の量を1とすると、仕事全体の量は1×3.5人×24日=84。
3時間ずつ8時間働くと、残りは84-3×8=60。
この量を10日ですると、60÷10=6時間
解答:6時間
23.
ある仕事をするのに、9人で12日かかります。最初は9人で働いて
1
3
を終わらせ
ました。残りを6日で終わらせるにはあと何人増やせばよいですか。
解説: 1人の1日の仕事の量を1とすると、仕事全体の量は1×9人×12日=108。
9人で12日終わったあとの残りの仕事の量は108×
2
3
=72
この量を6日で終わらせるには、72÷6=12人。
増やすのは12-9=3人
解答:3人
24.
ある仕事を12人が15日働いて全体の
2
5
を終わらせました。残りを9人ですると、
あと何日かかりますか。
解説: 1人の1日の仕事の量を1とすると、12人で15日働くときの仕事の量は
12×15=180。
これが仕事全体の
2
5
なので、仕事全体は450。
残りは450-180=270なので、それを9人ですると、
270÷9=30日
解答:30日
25. 15人で毎日8時間ずつ働いて12日かかる仕事があります。この仕事を9人で毎日10
時間ずつ8日働き、残りを6人で4時間ずつ働くと、この仕事を始めてから何日後に終
りますか。
解説: 1人の1日の仕事の量を1とすると、仕事全体の量は
1×15人×8時間×12日=1440。
9人で10時間ずつ8日働いた残りの仕事の量は
1440-9×10×8=720。
この量を6人で4時間ずつ働くと、720÷(6×4)=30日。
全体の日数は8日+30日=38日
解答:38日
26. 10人でカラオケに行き、2時間部屋を借りました。マイクが2個しかなかったので、
1つの曲を2人で歌うことになりました。、1人1人が同じ時間になるように歌うと、
1人あたり歌える時間は何分になりますか。
解説: 2個のマイクは合わせて240分使われたことになり、それを10人で割ると、
1人あたり24分となる。
解答:24分
27. A君、Bさん、C君の3人が電車に乗ったところ、2人がけの席が空いていました。目的
地までの1時間14分のうち、BさんはA君の1.2倍、C君はA君の1.5倍座りました。A君
は何分間座っていましたか。
解説: 2つの座席は合わせて74分×2=148分使われた
ことになり、それぞれが座っていた時間の比は右
のようになる。
A君が座っていた時間は
148×
10
10+12+15
=40分
A君 Bさん C君
5 6
2 3
10 12 15
解答:40分
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この授業を担当する大川葵先生です
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