■ Hello School 小倉百人一首 Part.9 ■ | ||||
インターネットで百人一首をゲーム感覚で覚えられるよ♪ | ||||
10個を覚えたらテストできるからね♪ テストの種類も2種類あって、 難しい方にもチャレンジしていこうね♪ |
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標準テスト(上の句→下の句) 応用テスト(下の句→上の句) | ||||
No.081-No.090 | ||||
No.081 | ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる |
後徳大寺左大臣 | ||
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 後徳大寺左大臣 | ||||
時鳥の鳴いた方向の空を眺めると、その姿はなく、 ただ有明の月の空が残っているばかりだ。 | ||||
No.082 | 思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり |
道因法師 | ||
思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり 道因法師 | ||||
思い悩んで、それでも命はあるものだが、 恋のつらさに耐えられずにあふれ出るものは涙であるよ。 | ||||
No.083 | 世の中よ 道こそなけれ 思ひける 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる |
皇太后宮大夫俊成 | ||
世の中よ 道こそなけれ 思ひける 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 皇太后宮大夫俊成 | ||||
世のつらさから逃げる道はないだろう。俗世を避けようと思い込んできた この深い山にも鹿が悲しげに鳴いていることだなぁ。 | ||||
No.084 | ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき |
藤原清輔朝臣 | ||
ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 藤原清輔朝臣 | ||||
これから生き長らえたら、つらいこの頃のことをまたなつかしく思い出すだろうか。 つらいと思っていた昔のことが今は恋しく思われるとの同じように。 | ||||
No.085 | 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨(ねや)のひまさへ つれなかりけり |
俊恵法師 | ||
夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨(ねや)のひまさへ つれなかりけり 俊恵法師 | ||||
恋に悩んで、一晩中、物思うこの頃は夜もなかなか明けやらず、 寝室の戸の隙間までも、無常にも白んでくれないものだ。 | ||||
No.086 | 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな |
西行法師 | ||
嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな 西行法師 | ||||
思い嘆けといって月が私に物を思わせるのか。 そんなふうな月のせいで、流れる私の恋の涙であるよ。 | ||||
No.087 | 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ |
寂蓮法師 | ||
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ 寂蓮法師 | ||||
降りすぎた村雨の雫もまだ乾かない真木の葉に、 白い霧が立ち上ってくる秋の夕暮れよ。 | ||||
No.088 | 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき |
皇嘉門院別当 | ||
難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当 | ||||
難波江の芦の刈り寝の一節のように、旅の仮寝の一夜の契りのために、 命をかけて生涯恋つづけることであろうか。 | ||||
No.089 | 玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする |
式子内親王 | ||
玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 式子内親王 | ||||
私の命よ、絶えるのなら絶えてしまえ。このまま生き長らえたとしても、 この恋を心に秘めて耐え忍ぶ力も弱くなって人目につくようになってしまいそうだから。 | ||||
No.090 | 見せやばな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず |
殷富門院大輔 | ||
見せやばな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず 殷富門院大輔 | ||||
私の袖をつれないあなたに見せたいものだ。雄島の漁夫の袖さえも 潮水のために濡れに濡れても、少しも色は変わらないのに、 私の袖は悲しみの涙で血の色に変わっているのです。 | ||||
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