■ Hello School 小倉百人一首 Part.1 ■
インターネットで百人一首をゲーム感覚で覚えられるよ♪
一般常識にも使えるかも…。 10個を覚えたらテストできるからね♪
テストの種類も2種類あって、
難しい方にもチャレンジしていこうね♪
ここで百人一首の知識を勉強しちゃおー♪
標準テスト(上の句→下の句)  応用テスト(下の句→上の句)
No.001-No.010
No.001  秋の田の かりほの庵の とまをあらみ
 我がころも手は 露にぬれつつ
天智天皇
秋の田の かりほの庵の とまをあらみ  我がころも手は 露にぬれつつ  天智天皇
秋の田の稲を収める仮小屋の屋根に葺いている苫の目が粗いので、
張り番をしている私の袖は露に濡れてしまうことだ。
 
No.002  春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
 衣ほすてふ 天の香具山
持統天皇
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の  衣ほすてふ 天の香具山        持統天皇
春が過ぎて夏が来たようだ。
夏になると白い衣をほすという天の香具山に白い衣が見えるなぁ。
 
No.003  足引きの 山鳥の尾の しだり尾の
 ながながし夜を ひとりかもねむ
柿本人麻呂
足引きの 山鳥の尾の しだり尾の  ながながし夜を ひとりかもねむ   柿本人麻呂
雌雄が谷を隔てて一人寝をする山鳥の長く垂れた尾のように
長いこの秋の夜を、私も一人で侘しく寝ることになるのだなぁ。
 
No.004  田子の浦に うちいでて見れば 白妙の
 富士の高根に 雪はふりつつ
山部赤人
田子の浦に うちいでて見れば 白妙の  富士の高根に 雪はふりつつ   山部赤人
田子の浦に出て眺めると、真っ白な
富士の高嶺に雪が降りつもっていることだなぁ。
 
No.005  おく山に もみぢふみわけ なく鹿の
 声きく時ぞ 秋はかなしき
猿丸大夫
おく山に もみぢふみわけ なく鹿の  声きく時ぞ 秋はかなしき     猿丸大夫
奥山に散った紅葉を踏み分け妻を求めてなく鹿の声を聞くと、
秋の悲しさを感じるなぁ。
 
No.006  鵲の わたせる橋に おく霜の
 白きをみれば 夜ぞふけにける
中納言家持
鵲(かささぎ)の わたせる橋に おく霜の  白きをみれば 夜ぞふけにける      中納言家持
かささぎが翼を連ねてかけるという橋にもなぞらえられる宮中の階(きざはし)においた霜が
白いのを見ると夜も更けたことだなぁ。
 
No.007  天の原 ふりさけ見れば 春日なる
 三笠の山に 出でし月かも
阿倍仲麻呂
天の原 ふりさけ見れば 春日なる  三笠の山に 出でし月かも      阿倍仲麻呂
大空をはるかに眺めると、あの月はかつての故郷である春日の
三笠山に出ていた月なのだなぁ。
 
No.008  我が庵は 都のたつみ しかぞすむ
 世を宇治山と 人はいふなり
喜撰法師
我が庵は 都のたつみ しかぞすむ  世を宇治山と 人はいふなり     喜撰法師
私の庵は都の東南にあり閑静に住んでいるが、
世を住みづらく思ってこの宇治山に逃れてくるのだと世間の人は言っているようだ。
 
No.009  花の色は うつりにけりな いたづらに
 わが身世にふる ながめせしまに
小野小町
花の色は うつりにけりな いたづらに  わが身世にふる ながめせしまに   小野小町
桜の美しい色はあせてしまいました。空しく、
私が長雨を眺めて物思いにふけっている間に容姿も衰えてましいました。
 
No.010  これやこの 往くもかへるも 別れては
 知るも知らぬも 逢坂の関
蝉丸
これやこの 往くもかへるも 別れては  知るも知らぬも 逢坂の関    蝉丸
これがまぁ、東国へ行く人も京に帰る人も、知る人も知らない人も別れては
逢うという名前をもつ逢坂の関なんだなぁ。
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