■ Hello School 数学(ハロ数) Ver.2 中1 比例 練習問題 解答と解説 ■
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1.次の@〜Gについて、変数aの変域を不等式または等式と数直線で表しなさい。

@ aは5よりも大きい。   A aは-2以上3より小さい。   B aは正の数である。
C aは8よりも小さく負の数ではない。   D aは正の数でもなければ負の数でもない。
E aは6以上-3以下である。   F aは正の数または負の数である。
G aは負の整数以下である。
解答:


 
2.次のa〜dの座標を右図に書き入れなさい。
  (座標がわかる形であればよい)

 (1) a( 4 , 2 , 4 )  (2) b( -6 , 1 , 2 )
 (3) c( -3 , -4 , -2 )  (4) d( 1 , -5 , -4 )
解答:右図参照
 
3.次の変数x、yの変域を求めなさい。

 (1) 直角三角形ABCで、角A=x、角B=90°、角C=y。
 (2) 1000円を2人で分けるとき、一方がx円、他方がy円。
 (3) 周りの長さが24cmの長方形で、縦の長さがxcm、横の長さがycm。
 (4) 長さ18cmのろうそくが1分間に0.3cmずつ燃えていく。火をつけてからx分後のろうそくの残りの長さycm。
 (5) ガソリン1リットルで24km走ることができる車にガソリンを30リットル入れてで480kmを走るとき、xkm
   走ったときの残りのガソリンyリットル。
解答:(1) 0°<x<90° 0°<y<90° (2) 0≦x≦1000 0≦<y≦1000  (3) 0<x<12 0<y<12
    (4) 0≦x≦60 0≦<y≦18  (5) 0≦x≦480 10≦<y≦30
  
4.yはxに比例し、x=
1
2- 3
4
のとき、y=
5
6- 7
8
である。y=
9
10- 9
50
のとき、xの値を求めなさい。
解答:x=9
解説:
y=axに、x=
1
2- 3
4
、y=
5
6- 7
8
を代入して、a=
50
41
y=
50
41
aに、y=
9
10- 9
50
を代入して、x=9。
 
5.yはxに比例し、x=
1
2
+
1
3
のとき、y=
1
3
+
1
4
である。x=
1
4
+
1
5
のとき、
yの値を
a
b
+
a
c
で表しなさい。
解答:
3
10
+
3
200
解説:
y=axに、x=
1
2
+
1
3
5
6
、y=
1
3
+
1
4
7
12
を代入して、a=
7
10
y=
7
10
aに、x=
1
4
+
1
5
9
20
を代入して、y=
63
200
63
200
60
200
+
3
200
3
10
+
3
200
 
6.yはxに比例し、そのグラフは点( 5 , 3 )を通る。このグラフに原点で直角に交わる比例の式を求めなさい。
解答: y= -
5
3
x
解説:
y=axに、x=5、y=3を代入して、a=
3
5
このy=
3
5
xのグラフに原点で直角に交わるには下図のように2つの合同の三角形を
組み合わせるとできる。直角に交わる比例のグラフは点( -3 , 5 )を通るので、その比例
の式はy=-
5
3
x
2つの直線の比例定数の積が-1となる場合、
その2直線は直交するよ。
 
7.y-3はx+3に比例し、x=-5のときy=-1である。これについて次の各問いに答えなさい。
 (1) x=6のときyの値を求めなさい。
 (2) y=11のときxの値を求めなさい。
解答: (1) y=21  (2) x=1
解説: (1) y-3はx+3に比例することから、y-3=a(x+3)と表される。x=-5、y=-1を代入して、
 a=2。y-3=2(x+3)にx=6を代入して、y=21。

(2) y-3=2(x+3)にy=11を代入して、x=1。
 
8.1日(24時間)で6分遅れる時計がある。ある日の正午に正しい時刻にあわせた。この時計が翌朝の8時ちょうどを
  示すとき、正しい時刻を求めなさい。
解答: 8時5分
解説:
24時間で6分遅れることから、この時計は1時間で。
1
4
分遅れる。正午から翌朝8時までは20時間。
20時間で20×
1
4
=5分遅れる。
 
9.右の図で、四角形ABOCは平行四辺形で点Bの座標は(-8、0)、
  点Cの座標は(2、6)である。これについて、次の各問いに答え
  なさい。

 (1) OCを通る直線の式を求めなさい。

 (2) OAを通る直線の式を求めなさい。

 (3) 三角形ABOの面積を二等分するOMの直線の式を求めなさい。
解答:(1) y=3x  (2) y=-x  (3) y=-
3
7
x
解説: (3)
ABの真ん中の点(中点)を通れば三角形ABOの面積は
二等分される。
2点(a、b)、(c、d)の中点は (
a+c
2
b+d
2
) で求まる。
ABの中点Mの座標は(-7、3)となり、OMを通る直線の式は
y=-
3
7
x。
 
10.右の図で、点Aはy=3x上にあり、四角形ABCDが正方形になるように
 つくる。これについて、次の各問いに答えなさい。

 (1) 点Aのx座標が4のとき、正方形ABCDの面積を求めなさい。

 (2) 点Aがy=3x上にあるとき、正方形ABCDの点Dはある直線上にある。
   この直線の式を求めなさい。
解答:(1) 144  (2) y=
3
4
x
解説: (2)
点Aのx座標をtとすると、点Aのy座標は3t、点Cのx座標は4t
となり、点Dの座標は(4t、3t)となる。
y=axに、x=4t、y=3tを代入して、a=
3
4
が求まる。
 
11.右の図で、四角形ABCD、四角形PQRSは各辺が座標軸に平行で
  ある。また、点Bがy=-2x上にあって、そのx座標が3、BCの長さが6、
  長方形ABCDの面積が18になるとき、次の各問いに答えなさい。

(1) 点Dの座標を求めなさい。

(2) 直線ODの式を求めなさい。

(3) 四角形PQRSの面積が81となる正方形になるとき、点Rの座標を
  求めなさい。
解答:(1) (9、-3)  (2)  y=-
1
3
x  (3) R(
81
5
72
5
)
解説:
(1) 長方形ABCDの横の長さが6、面積が18から、縦の長さは3。点Bの座標は(3、-6)から、
点Dの座標は(9、-3)。
(2)
(1)より、点Dの座標が(9、-3)から、y=axにx=9、y=-3を代入して、a=-
1
3
(3)
正方形PQRSの面積が81から、一辺の長さは9。また、点Pのx座標をtとすると、点Sのx座標は
(t+9)となる。点Qのy座標から点Pのy座標を引いた長さが-9になればよいので、
-2t -  -
1
3
(t+9) =-9
これを解くと、t=
36
5
。点Rの座標は(
81
5
、-
72
5
)。
 
12.右の図で、直線OCの式はy=
4
5
x、直線OBの式はy=axとする。
 また、点A、Dはx軸上にあり、四角形ABCDは長方形である。AB:BC=
 2:3のとき、aの値を求めなさい。
解答:a=
4
11
解説:
点Dのx座標を-tとすると、点Cの座標は(-t、-
4
5
t)。ADの長さは
4
5
t ×
3
2
6
5
t。
点Bのx座標は(-t-
6
5
=-
11
5
t、-
4
5
t)。
y=axに、x=-
11
5
t、y=-
4
5
tを代入して、a=
4
11
 
13.座標平面上に、点A(-4、6)と点B(3、2)がある。この平面上に
  y=axと2点ABを結んだ線分と交わるとき、aの値を不等号を
  使って表しなさい。
解答: (1) -
2
3
≦a≦
3
2
解説:
グラフより、直線OAの式はy=-
2
3
x、直線OBの式は
y=
3
2
x。
 
14.y=axで、-6≦x≦3の範囲のとき、-2≦y≦4の範囲をとる。これについて次の各問いに答えなさい。

  (1) aの値を求めなさい。

  (2) xの変域が2≦x≦2+pのとき、yの変域が3≦y≦3+qとなる。p、qの値を求めなさい。
解答: (1) y=-
2
3
x  (2) p=-
13
6
 q=-
13
3
解説:
(1) 右図のように、a>0の場合のみ、
  条件に適合する。

(2) (2、3+q)と(2+p、3)を通る。
 3+q=-
2
3
×2より、q=-
13
3
 3=-
2
3
×(2+p)より、p=-
13
6
 
15.AB=24cm、AC=48cm、BE=36cmで、角ABC=角ABEが直角
 になっている。また、直角三角形ABCの辺BC上を、頂点Bから頂点C
 まで動く点pがある。点pが動いた長さをxcm、xと同じ長さとなる点を
 点q、三角柱ABp-DEqの体積をycm3とするとき、次の各問いに答え
 なさい。ただし、x > 0とする。(三角柱の体積は底面積×高さで求ま
 る。)

 (1) yをxの式で表しなさい。

 (2) x、yの変域をそれぞれ求めなさい。
解答:(1) y=432x  (2) 0 < x ≦ 48  0 < y ≦ 20736
 
16.右のグラフについて次の各問いに答えなさい。

 (1) yをxの式で表しなさい。

 (2) xの変域が-3≦x≦2のときyの変域を求めなさい。
解答: (1) y=│x│  (2) 0≦y≦3
  
17. (a) 図Tでは歯数16の歯車Aと歯数32の歯車Bと歯数24
  の歯車Cがかみ合っている。これについて、次の各問い
  に答えなさい。

(1) 歯車Bがx回転する間に歯車Aがy回転、歯車Cがz回転
  するとき、yをxの式で、zをxの式で表しなさい。
  ただし、x > 0とする。

(2) 歯車Aがx回転する間に歯車Bがy回転、歯車Cがz回転
  するとき、yをxの式で、zをxの式で表しなさい。
  ただし、x > 0とする。


(b) 図Uでは歯数16の歯車Aと歯数32の歯車B、歯数24
  の歯車Cと歯数12の歯車Dがかみ合っている。また、
  歯車Bと歯車Cは同じ軸でくっついている。これについて
  各問いに答えなさい。

(1) 歯車Bがx回転する間に歯車Aがy回転、歯車Dがz回転
  するとき、yをxの式で、zをxの式で表しなさい。
  ただし、x > 0とする。
図T




図U

(2) 歯車Aがx回転する間に歯車Bがy回転、歯車Dがz回転するとき、yをxの式で、zをxの式で表しなさい。
  ただし、x > 0とする。
解答:(a) (1) y=2x  z=
3
2
y  (2) y=
1
2
x  z=
3
4
x
  (b) (1) y=2x  z=2y  (2) y=
1
2
x  z=x
解説:
(a) (2) yをxの式で表すと、 y=
1
2
x。 zをyの式で表すと、z=
3
2
y。
    yに
1
2
xを代入して、z=
3
4
x。
(b) (2) yをxの式で表すと、 y=
1
2
x。 zをyの式で表すと、z=2y。
3
2
y。
    yに
1
2
xを代入して、z=x。
 
18.yはxに比例し、x=-3のときy=-18である。また、zはyに比例し、y=48のときz=-4である。
 これについて以下の問いに答えなさい。
 (1) yをxの式で、zをyの式でそれぞれ表しなさい。
 (2) (1)で求めた式を1つのグラフで表しなさい。
解答:
(1) y=6x   z=-
1
12
y  (2)下図参照
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