■ Hello School 中学理科(ハロ理科) No.2 鏡・とつレンズ ■
インターネット上で中学校の理科が勉強できるよ♪
ノートに理解しながら写して、一通り終えたら練習問題で実力を定着させていこうね♪
1.鏡にうつる像
(1) 1枚の鏡にうつる像
…鏡などにうつって見えるもの

像の大きさ…物体と同じ大きさ
像の位置…鏡の反対側の同じ距離にできる
          ↓
鏡にうつる像と物体は、鏡に関して面対称
まずは知識からしっかりしていこうね!
鏡に向かっている女の子を目の位置から見た場合
身長が140cmで、頭のてっぺん
から目の位置までが20cmの
女の子にとって、必要最小な鏡
の長さは70cmで、
身長の半分
になる。
また、床からの高さは130cmで、
頭のてっぺんから目の位置の半分
までの高さになる。
(2) 2枚の鏡にうつる像
・2枚の鏡を垂直に組み合わせ場合
 鏡の前に物体を置くと、右の図のように、
 像は3つできる。

・2枚の鏡を60°に組み合わせ場合
 像は5つできる。

・2枚の鏡を平行に組み合わせ場合
 像は無数にできる。
2.とつレンズ
(1) 光軸と焦点
とつレンズ…ふちよりも中心の方が厚いレンズ

光軸…とつレンズの中心を通り、レンズの面に
   垂直な直線

焦点…光軸に平行な光線がとつレンズを通ったあと、
   光軸上の1点に集まった点。
    前後に1つずつある。

焦点距離…レンズの中心から焦点までの距離
光軸と平行ではない光線の進み方
 集まる点…焦点ではなく、焦点から光軸と垂直な
       方向にはなれた点。
(2) とつレンズを通る光線の進み方
レンズの中心を通る光線  光軸と平行な光線 焦点を通った光線
直進する 焦点を通る 光軸と平行に進む
(3) とつレンズによってできる実像
実像…光が当たってスクリーンに
    映すことができる像。

 とつレンズによってできる実像は
 上下左右が反対に映し出され、
 これを倒立実像という。
(4) 物体の位置と倒立実像の大きさ

・物体が焦点距離の2倍よりも外側
 焦点と焦点距離の2倍の間に
 物体よりも小さい倒立実像
 できる。

・物体が焦点距離の2倍の点
 焦点距離の2倍の点に
 物体と同じ大きさの倒立実像
 ができる。

・物体が焦点と焦点距離の2倍の間
 焦点距離の2倍の外側に
 物体よりも大きい倒立実像
 できる。

・物体が焦点上にある
 像はできない
(5) とつレンズによってできる虚像
物体を焦点内に置くと実像はできない。
     ↓
反対側から見ると
 物体よりも大きい正立の像
ができる。
 この像を虚像といい、正立していれば、
 正立虚像という。
  正立虚像
練習問題
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