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強意を示し、種々の語に接続して、文末の活用語が連体形になる。

(1)強意 
 六野太を馬の上で二刀、落ち着くところで一刀、三刀まで突かれたる。(平家物語・忠度最後)
  (六野太を馬の上で二回刀で突き、馬から落ちたところで一回、合わせて三回も突いた。)

強意 [〜だぞ 〜なのか]
 かげろふの夕を待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるかし。(徒然草・七段)
  (かげろうが夕方までもちこたえず、夏の蝉は春や秋を知らない(短い命も)あるのだ。)
  文末について断定・疑問を示す終助詞的用法と呼ぶが、これを終助詞とする説もある。
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