■ Hello School 古典 文法 接続助詞 ながら ■
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ながら 動作の並行逆接の確定条件動作・状態の継続
を示し、体言・動詞の連用形、形容詞に接続する。

(1)動作の並行 [〜ながら]
 この女は蔵にこもりながら、それにぞあなるとは聞けど、(伊勢物語・六五段)
  (この女は蔵にこもりながら、(男が)そこにいるらしいと(笛の音を)聞くのだが、)

(2)逆接の確定条件 [〜のに 〜けれども] 
 「やがて」と申しながら、直垂のなてとかくせしほどに、(徒然草・二一五段)
  (「すぐに」と申したのに、直垂がなかったので、そうこうとしているうちに、)

(3)動作・状態の継続 [〜のままで]
 猶昔よかりし時の心ながら、世の常のことも知らず。(伊勢物語・一六段)
  (やはり昔のよかった時代の気持ちのままで、世間のことに疎かった。)
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