■ Hello School 古典 文法 接続助詞 に ■
古典文法を豊富な例文と一緒にインターネットで勉強できるよ♪
単純な接続逆接の確定条件順接の確定条件を示し、連体形に接続する。

(1)単純な接続 [〜と 〜ところ]
 露の落つる枝のうち動きて、(枕草子・一三〇段)
 (露が落ちると枝が動いて)

(2)逆接の確定条件 [〜のに 〜が] 
 人も手ふれぬ、ふとかみざまへあがりたるも、(枕草子・一三〇段)
  (誰も触ってもいないのに、(枝が)ふっと上にはねあがったのも)

(3)順接の確定条件 [〜ので 〜から 〜がために]
 いとたづきも知らぬ心地しつる、うれしき御けはひにこそ。(源氏物語・橋姫)
  (全くなすすべきことがわからなかったので、うれしいおとりなしです。)
文法目次  国語のページ   Top
商用目的での利用を固く禁じます。