■ Hello School 古典 文法 接続助詞 ば ■
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順接の仮定条件順接の確定条件を示し、未然形・已然形に接続する。

(1)順接の仮定条件(未然形につく) [〜ならば 〜たら 〜ば]
  龍ならや、雲にも乗らむ。(方丈記)
   (龍であったら、雲に乗るであろう。)

(2)順接の確定条件(已然形につく) 
 a.原因・理由[〜ので 〜から]
  風吹け、え出で立たず。(土佐日記・一月四日)
   (風が吹くので、港を出ることができない。)

 b.偶然[〜と 〜たところ]
  走り出づれ、地割れ裂く。(方丈記)
   (外に走り出すと、地面が割れ裂いてしまう。)

 c.恒時[〜と 〜といっても]
  命長けれ、恥多し。(徒然草・七段)
   (長生きをすると、その分恥も多い。)
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