たし |
敵にあうてこそ死にたけれ、悪所におちては死にたからず。(平家物語・老馬) (敵と出会って死にたいが、足場の悪いところに落ちては死にたくない。) |
[未然] |
いよいよよくしたく覚えて、(徒然草・一八八段) ((乗馬と早歌を)ますます上手にやりたいと思われて、) |
[連用] |
近う参って見参にも入りたかりつれども、(平家物語・維盛出家) (近くまで参ってお目にかかりたかったが) |
[連用] |
家にありたき木は、松、桜。(徒然草・一三九段) (家にあってほしい木は松と桜。) |
[連体] |
やがてひとりうち食ひて、帰りたければ、ひとりつい立ちて行きけり。(徒然草・六〇段) (すぐに一人で食べてしまい、帰りたければ、すっと立って行ってしまう。) |
[已然] |