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School 古典 文法 総合 練習問題 解答■ |
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古典文法を豊富な例文と一緒にインターネットで勉強できるよ♪ |
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1. |
(1)@寄る波に Aたち Bたち C立ち D裁ち Eたち Fしほどけし Gかたみに H形見に I互みに J中 K中(の衣) L(二人の)仲 Mうみ N憂み O海 Pしほじむ Q岸 Rみやこ S浦 (掛詞・対象の部分は順不同でも正解)
(2)ア 後で入道は源氏に娘のことをお願いしている部分から判断する。
(3)ア.受け取ろう。(いただこう。) イ.お見送りできません。 ウ.お便りください。
(4)エ | |
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本 文 口 語 訳 |
入道は今日の(送別の)ご用意を、とても盛大にとり行った。 お供の人々に身分の低いものまで旅の装束を立派に調えて ある。いつの間に調達できたのかと思うくらいである。(源氏の) ご装束はいうまでもなく、御衣櫃をたくさん(かつがせて)お供 させる。ほんとうの都への土産にできそうな数々の贈り物も 風情があるようにして、気が行き届いていないところはない。 (源氏が)今日お召しになるはずの御狩衣に添えて、
この浦で、私が裁って縫い重ねたこの旅の御装束は、涙に ぬれてしまい、着心地が悪いといって、お嫌いになることで ございましょうか。
と(明石の君の歌が)あるのを(源氏は)ご覧になり、あわただし いけれど、
「形見として互いに中の衣を着がえるべきでした。また会うま では日数を隔てることになろう二人の仲であるから。
厚意がこもっているので。」と言って、お召しかえになる。御身に 着なれている着物類を(形見として)おつかわしになる。なるほど もう一つ思い出されるべきことを添える形見のようである。なんと もいえないお召し物に、香の匂いが移っていくのを、どうして明石 の君の心にも深くしみこまないことがあろうか。入道が、「今は俗 世間を離れてしまった身ではありますが、今日のお見送りにお供 申し上げないことは(残念なことです)。」などと申して、べそをかく のも気の毒であったものの、(それを見て)若い人たちは笑い出す ことだろう。(入道は)
「俗世間を嫌に思い、この海辺に長い年月かくれ住む身になりま したが、今なおこの煩悩の岸を離れられずにおります。
心の闇はさらに迷いそうでございますので、国境までも(お見送り できません)。」と申し上げて、「好色めいているようですが、(娘を) 思い出したときがございましたら、(お便りください)。」などとご意向 をお伺いする。(源氏は)たいそうしみじみと悲しくお思いになられ て、所々赤らんでいらっしゃる御目元あたりなどを、言うようもなく、 (美しく)お見えになる。(源氏は)「思い捨てにくいこともあるよう ですから、そのうち(私の本心を)わかっていただけるでしょう。た だこの住みかは見捨てにくいのです。どうしたものだろうか。」と言 って、
かつて私が都から出たあの春の嘆きに劣るだろうか。長年住み なれたこの浦から別れてしまう今年の秋の悲しみは。
と涙をおぬぐいなさると、(入道は)いっそう正気なくより涙を流す。 立ち居もあきれるほどよろめていている。 | |
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