なつじかん
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玉兎 |
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すずしいかぜが ふいてきた なつをすこしづつ つれていってしまうよう ぱたぱた ぱたぱた あつあつ こぼして このからだ そっと なつごこち
じりじり なく むしと のうみつな くもとそら ゆらゆら こかげ このくうき ゆったりうかぶ つき じんわり ことしのなつが しみこんでいく なつもよう
ふたたび なつにであうとき きっと きみをおもいだす
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作品の著作権は作者が保持します。無断転載を固く禁じます。 | |
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形式…口語自由詩
主題=「瞬間への記憶」
主な表現技法…
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解説 |
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※はじめに 詩というものは、読み方は自由であり、ここで 解説する内容はあくまでも作者・編者の主観に よるものであることをあらかじめ記しておきます。
懐かしさ、過ぎ去ってゆく季節、人生の中で 時間の流れに感じる哀愁。 ふとした瞬間の記憶・映像…。 そんな事を心に思い描いたものが形になって できた詩でした。 瞬く間に過ぎてゆく毎日を、心に刻んでゆく 想いを大切にできたらなぁ、と思います。
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Playerが立ち上がるので、 画面を小さくするか隠したりして、 本文を見ながら聞くと効果的です。 | |