花
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みさと |
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花は花のまま
飾らずに美しい
とても誇らしそうに咲いている
そう
その身のままだから
そこまで執着して 得ようとするそれは 何を得たって 飾りにしか 薬にしかならない
それがないと生きられない
そんなことないのに
花は花のまま
あなたもあなたのまま
心から自分が認める誇らしさで
咲けるのだと
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作品の著作権は作者が保持します。 無断転載を固く禁じます。 | |
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形式…口語自由詩
主題…「ありのままの自分」
主な表現技法…反復法
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解説 |
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※はじめに 詩というものは、読み方は自由であり、ここで解説する 内容はあくまでも作者・編者の主観によるものであること を予め記しておきます。
題名はシンプルに「花」としました。 その身のまま飾らないのが美しいということ を表現したいと思いました。 美しくなりたいという執着は、かえって 自分自身を失ってしまうという危惧として 捉えています。
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