| ■ Hello School 社会科 歴史（ハロ歴） No.10 江戸時代(1) 標準問題 ■ |
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| １．次の［ ① ］～［ ⑳ ］に適切な言葉を答えなさい。 三河（愛知県）の小大名の子として生まれた［ ① ］は、織田信長と豊臣秀吉の全国統一をたすけ、 ［ ② ］（東京）を拠点としていた。 秀吉の死後、［①］は豊臣氏をもりたてようとする石田三成と対立し、1600年、［ ③ ］で三成を破り、 全国の大名を従えた。 1603年、［①］は［ ④ ］に任命され、［②］に幕府を開き、1867年までの約260年間を［②］時代という。 幕府は、全国の約４分の１を直接支配する幕府領（天領）と大名領（藩）、皇室、寺院･寺社の 領地に分け、幕府の命令を守らせながら土地と人民を支配させた。これを［ ⑤ ］という。 幕府は大名を、徳川氏一族である［ ⑥ ］、関が原の戦い以前から徳川氏の味方であった［ ⑦ ］、 関が原の戦い以降に徳川氏にしたがった［ ⑧ ］の３つに分け、関東、東海、近畿などの重要な地域 には［⑦］、遠くて不便な地域には［⑧］を配置した。 ［①］は、将軍職を子の秀忠にゆずった後、1614年に大阪［ ⑨ ］の陣で大阪城の豊臣秀頼を攻め、 翌年の1615年に大阪［ ⑩ ］の陣で豊臣秀頼を滅ぼした。 同じ1615年、秀忠は、大名をとりしまる法律として［ ⑪ ］を定め、新しく城を築くことや幕府の許可 なしで大名が結婚することを禁止させ、これに反した大名は領地を取り上げられ、家もとりつぶした。 また、朝廷に対しては、［ ⑫ ］をだして、天皇は政治に関与せず、学問に励むようにさせた。 さらに、家光が３代将軍になると、［ ⑬ ］が制度化され、大名の妻子を江戸に住まわせ、大名は１年 ごとに領国と江戸を往復させた。 身分制度は、［ ⑭ ］とよばれる支配が行われ、士である武士は苗字と帯刀が許され、「切捨て御免] という特権が与えられた。 農民の支配として、５戸を１組に、１戸でも年貢を納めないと他の４戸も罰する［ ⑮ ］の制度を整わせ、 連帯責任で年貢を納めさせた。また、1649年には［ ⑯ ］を定め、農民の地上生活を厳しくし取りしまった り、年貢の確保のために、田畑の売買を禁止したり、米以外の作物の栽培を制限した。 農民は収穫の４～５割の年貢を納め、［ ⑰ ］または［ ⑱ ］とよばれた。 農民はさらに、検地帳に土地所有者として記載される地主･自作農の［ ⑲ ］と地主から検地帳の記載 がなく、土地を借りて耕作する小作農の［ ⑳ ］とに区別された。 ２．次の［ ① ］～［ ⑭ ］に適切な言葉を答えなさい。 幕府は、スペイン人やポルトガル人がキリスト教の布教を通じて日本を占領しようとしているのでは ないかと考え、国内でのキリスト教を取り締まり、1624年には［ ① ］と国交を断絶し、1635年には 日本人の海外渡航や帰国を禁じた。 秀吉から家光までに、商人に［ ② ］とよばれる渡航許可の証書をもった貿易船による［②］貿易 が行われ、主な貿易先である東南アジアで［ ③ ］がつくられた。 1637年、九州の島原・天草地方の農民は、こうした禁教と重税から［ ④ ］を大将に一揆をおこし た（［ ⑤ ］）。幕府はこの乱をしずめた後、［ ⑥ ］などによるキリスト教の取締りを強化した。 1639年には、［ ⑦ ］人の来航を禁止し、これによって鎖国が完成する。 鎖国後の幕府は、キリスト教の布教を行わない［ ⑧ ］と［ ⑨ ］だけに長崎で貿易を行い、長崎 の［ ⑩ ］に［⑧］商館を移した。 朝鮮とは、対馬の宗氏が貿易を行い、将軍が交代するたびに［ ⑪ ］が来日した。 中国･日本･東南アジアとの貿易で栄えていた［ ⑫ ］とは、薩摩藩が17世紀の初めに支配下 において、年貢を納めさせ、貿易の利益を独占した。 北海道の［ ⑬ ］では、松前藩が［ ⑭ ］人に不利な取引を行い、シャクシャインはアイヌ人を 率いて松前藩と戦ったが敗れた。 ３．次の［ ① ］～［ ⑳ ］に適切な言葉を答えなさい。 陸の交通として、江戸の日本橋を起点に東海道（京都まで）、中山道（京都まで）、甲州街道 （下諏訪まで）、日光街道（日光まで）、［ ① ］（白河まで）の［ ② ］が整備され、治安維持の ために関所を50数ヶ所おいて旅人をとりしまった。 海の交通として、日本海側から津軽海峡を通り、江戸に荷物を運ぶ［ ③ ］、日本海側から 下関を通り、大阪に荷物を運ぶ［ ④ ］が開通し、江戸と大阪間に年貢や特産品などをを運ぶ ［ ⑤ ］や［ ⑥ ］が運行した。 商業では、貨幣が大量に出回り、全国で通用するようになると、小判（金）と銀貨を交換し、 その手数料を取る［ ⑦ ］があらわれ、今の銀行にあたるものがでてきた。 また、江戸や大阪の［ ⑧ ］に運ばれた商品を売る商人もあらわれ、江戸では差札（さしふだ）、 大阪では［ ⑨ ］・掛屋とよばれた。 商工業者は［ ⑩ ］とよばれる同業者組合をつくり、営業を独占した。 農業では、年貢の収入を増加させるために、［ ⑪ ］を進めると同時に、農具の開発も行われた。 土を深く耕せる［ ⑫ ］、脱穀の能率を向上させる［ ⑬ ］、米の選別農具である［ ⑭ ］などが 代表的である。 この他に、油かすやいわしを干した（［ ⑮ ］）ものを肥料として、金銭を払って使われていった。 米が増産される中、米以外にも綿、麻、なたね、藍などの［ ⑯ ］の生産もさかんになり、養蚕 も広まり、生糸も作られるようになった。 交通の整備や産業の発展とともに、各地で都市が発達し、宿場町、門前町、港町が形成され ていく。特に、「将軍のおひざもと」とよばれた［ ⑰ ］、朝廷のある［ ⑱ ］、「天下の台所」と よばれた［ ⑲ ］は［ ⑳ ］とよばれた。 ４．次の［ ① ］～［ ⑪ ］に適切な言葉を答えなさい。 ５代将軍綱吉の時代のころ、［ ① ］とよばれた大阪･京都を中心に、自由な町人の気風を反映した、 明るく元気な活気あふれる文化が栄え、［ ② ］文化という。 文学･芸能では、室町時代にあった絵入り本の「お伽草紙」を［ ③ ］が当時の町人の生活を描いた 小説で、大人向けの浮世草子をはじめ、「日本永代蔵」、「好色一代男」などがある。 俳諧（俳句）では、［ ④ ］が、旅日記である「［ ⑤ ］」を通して、室町時代に流行った連歌の最初の 五･七･五の部分を独立させ、芸術にまで高めた。 また、人形で劇を演じさせながら、三味線に合わせて物語を進めていく［ ⑥ ］という芸能が生まれ、 脚本作家であった［ ⑦ ］の義理と人情をテーマにした「曽根崎心中」や「国姓爺合戦」が代表である。 美術では、［ ⑧ ］とよばれる絵画があらわれ、今までの仏や昔の人物や出来事を描いていた絵画 ではなく、当時の人物や風俗などを描いた。［ ⑨ ］によって大成され、「見返り美人」がその代表である。 装飾画では、［ ⑩ ］の「風塵雷神図」がこの文化の中で描かれ、［ ⑪ ］によって大成された。 ５．次のＡ～Ｃは江戸時代に書かれた文献です。これについて、次の各問いに答えなさい。 （文献は読みやすくしてあります。ただし、Ｂは原文のまま。） Ａ．一、酒や茶を買って飲んではならない。 一、麦、あわ、ひえ、大根などの雑穀を食べ、米を食いつぶさないようにせよ。 一、着物は麻や［ ① ］に限る。 Ｂ．一、大名は学問･武芸に励むこと。 一、［ ② ］をすること。 一、新しく城をつくってはならない。修理するときも許可を得なければならない。 Ｃ．卯月朔日（うづきついたち）、御山に詣拝す。往昔（そのかみ）この御山を二荒山と書きしを、空海 大師開基（かいき）の時、［ ③ ］と改め給ふ。千歳（せんざい）未来をさとり給ふにや、今この御光 （みひかり）一矢にかかやきて、恩沢（おんたく）八荒（はっこう）にあふれ、四民安堵の栖（すみか） おだやかなり。 [現代語訳] （旧暦の）４月１日、［ ③ ］山に参詣する。昔はこの山を二荒山と書いたのだが、空海大師が この地に寺を創建してからは（「二荒」という音をとって）［ ③ ］と改められた。千年後のことを おわかりになっていたのだろうか、今やこの御威光は天下に輝き、お恵みは天下の隅々まで 満ちていて、四民が落ち着いて太平に治まっている。 (1)Ａについて、以下の問いに答えなさい。 ①Ａは1649年に幕府が農民の生活の心得として出したものである。この心得を何といいますか。 ②［ ① ］に入る用語を次のア～エの中から選び、記号で書きなさい。 ア．木綿 イ．生糸 ウ．毛織物 エ．絹織物 ③この法律が出される前に、農民に連帯責任を課した制度がある。その制度を答えなさい。 (2)Ｂについて、以下の問いに答えなさい。 ①この法律は、最初は1615年に出されたものを、３代将軍のときに［ ② ］が書き加えられたもので ある。［ ② ］に入る用語を答えなさい。また、３代将軍の名前を苗字から答えなさい。 ②この法律の名前を答えなさい。 ③［ ② ］は別な言い方で何と呼ばれていましたか。 (3)Ｃについて、以下の問いに答えなさい。 ①Ｃはこの時代に俳諧を大成した人が旅をした日記である。その人の名前とその作品名を答えなさい。 ②［ ③ ］に入る地名を答えなさい。 ③［ ③ ］には世界遺産にも登録されている建物がある。その建物を答えなさい。 ④文献の中に「四民」とあるが、この時代に定めた身分制度のことを意味している。それは何のことか、 漢字四字で答えなさい。 |
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