種類 |
基本形 |
語幹 |
未然形 |
連用形 |
終止形 |
連体形 |
仮定形 |
命令形 |
五段 |
読む |
読 |
ま も |
み ん |
む |
む |
め |
め |
上一段 |
見る |
○ |
み |
み |
みる |
みる |
みれ |
みろ みよ |
下一段 |
食べる |
食 |
べ |
べ |
べる |
べる |
べれ |
べろ べよ |
カ変 |
来る |
○ |
こ |
き |
くる |
くる |
くれ |
こい |
サ変 |
する |
○ |
し せ さ |
し |
する |
する |
すれ |
しろ せよ | |
五段活用…ア・イ・ウ・エ・オの五十音図の五段に活用する。 また、連用形は次の音便の形になる。 [イ音便]聞いた [促音便]行った [撥音便]飲んだ 上一段活用…五十音図のイ段に活用する。 下一段活用…五十音図のエ段に活用する。 カ行変格活用…「来る」の一語だけ。 サ行変格活用…「する」「〜する」の二語だけ。 |
|
※活用の見分け方 |
|
未然形をつくる→ |
ア段→五段活用 |
|
[例] |
書か[ア](ない)→五段活用 |
イ段→上一段活用 |
起き[イ](ない)→上一段活用 |
エ段→下一段活用 |
集め[エ](ない)→下一段活用 | |
| |
|
活用の知識 |
|
語幹…活用しても変わらない部分。
未然形…「ない」「う・よう」につながる形。 終止形…言い切りの形。基本形ともいう。 仮定形…「ば」につながる形。 |
活用語尾…活用によって変わる部分。
連用形…「ます」「た」「だ」につながる形。 連体形…「とき」につながる形。 命令形…命令の意味になる形。 |
※動詞には、語幹と活用語尾との区別のつかないものもある。(上の活用表では○で表している) [例]見る 煮る 着る 出る 来る する | |
| |
|
動詞の種類とはたらき |
自動詞…主語への動作・作用を表す動詞。 「−が」「−は」「−も」の主語に続く。 他動詞…主語以外への動作・作用を表す動詞。 「−を」「−に」の修飾語に続く。 生徒たちが笑う[自動詞] 生徒たちを笑わせる[他動詞]
可能動詞…「−できる」という可能の意味をもつ動詞。 可能動詞にすることができるのは五段活用動詞だけで、可能動詞にすると、 すべて下一段活用になる。 動く[五段活用]→動ける[下一段活用] 聞く[五段活用]→聞ける[下一段活用]
補助動詞(形式動詞)…本来の動詞の意味が弱くなり、補助的な役割で使われる動詞。 「−て(で)」という形の文節に続く。 「ある」「いく」「いる」「おく」「くる」「みる」「もらう」など。 本がおいてある。 がんばって勉強してみる。 | |