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社会科 公民(ハロ民) No.11 経済社会と家計 ■ |
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解説ページで勉強したら、確認問題も解いて知識を定着させてね♪ |
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1.経済主体 |
日常において、商品を購入するとお金を支払う。
商品は目に見えたり手に触れたりできる財と目に見えない、 手に触れられない、形のないサービスとに分かれ、これらの 財・サービスが生産され、流通させられて、消費されるまでの 動きとそのお金の流れていく動きを経済という。
なお、財のうち、家具や自動車、電気製品など長期間に わたって使用できる財を耐久消費財という。
経済を動かす単位のことを経済主体といい、家計、企業、 政府の3つの主体から構成される。
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家計は家族や個人で主に企業に対してはお金を支払って財・サービスを購入し、政府に対しては税金を納めて 社会保障を受ける消費生活を営む単位である。
企業は家計や政府に対して財・サービスを生産し、代価を受け取る生産を担う単位である。
政府は家計や企業に対して社会保障を行ったり、公共事業を発注するなど、企業と家計の経済活動を調節する 単位である。
一組の経済主体で一国の経済が構成され、これを一国経済または国民経済という。 複数の一国経済で財・サービスとお金を交換することを貿易といい、全体として国際経済を築き上げる。 |
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国際経済
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2.家計 |
家計は家族や個人で主に企業に対してはお金を支払って財・サービスを購入し、政府に 対しては税金を納めて社会保障を受ける消費生活を営む単位である。
家計の収入には、会社などで働いて得られる勤労所得、個人で農業や商店などを経営 して得られる事業所得、貯金・土地などの財産から得られる財産所得などがある。
家計の支出は食料費、教育費、通信費などの消費支出のほかに、国や地方公共団体に 納める税金(非消費支出ともいう)、さらに将来への消費と考える貯蓄などがある。
消費支出の占める食料費の割合をエンゲル係数といい、この値が高いほど生活の大部 分を食べ物で消費しているので生活が苦しいと判断され、値が低いほど生活が豊かである と判断される。
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消費手段には、現金で支払う方法とカードを使って支払う方法がある。 カードを使って支払う方法には、先に現金を支払ってカードを支払いに使うプリペイドカードとよばれるものと、 信用会社からお金を借りて支払うクレジットカードとよばれるものがある。
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プリペイドカードとクレジットカード |
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プリペイドカード
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クレジットカード
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購入者は商品を クレジットカード で支払った場合、 代金は信用会社 が支払い、その後、 購入者が銀行に ある預金などから 信用会社に代金を 支払う。 一度に支払いが 難しい場合の支払い によく使われる。
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| クレジットカードは収入以上使いすぎると支払えなくなってしまうので、使い方に注意する必要がある。
購入する財・サービスがすべて健全なものであるとは限らず、例えば、不良品を買わされる、任下なの不安感 をつのって法外なお金を取る霊感商法、もうけ話を巧みに利用して入会金などを払わせるマルチ(まがい)商法 といった悪質な商法もある。
こうした商法に対して、日本には消費者基本法という消費者利益を保護する法律がある。 また、消費者が商品の欠陥が原因で被害を受けた場合、生産者の過失の証明を必要することなく救済される 製造物責任法(PL法)や、訪問販売やキャッチセールスなどで購入後、一定期間内であれば契約を解除できる クーリングオフの制度がある。
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確認問題 |
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