■ Hello School 社会科 地理(ハロ地理) No.22日本の交通 ■ 
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解説ページで勉強したら、白地図テストや標準問題も解いて知識を定着させてね♪
1.日本の交通
かつては、旅客輸送では
鉄道、貨物輸送では海運
が主流であったが、現在
では、旅客、貨物ともに
自動車が多く利用されて
いる。

これは高速道路の整備や
自動車の普及によるとこ
ろが大きい。

同時に、新幹線などの鉄
道網の整備・発達や国内
航空利用の増加も進んで
国内輸送の割合の変化
旅客輸送 貨物輸送

いる。ただし、これらの発展は騒音や排気ガスによる大気汚染、交通渋滞などの公害や社会問題を
引き起こすので、貨物の輸送手段を他の輸送手段で代替するモーダルシフトといった、環境に配慮
した交通利用が求められる。
 
2.陸上の交通
(1)鉄道
 鉄道は一度に多くの荷物や人を運べる半面、線路の地域にしか輸送できないというデメリットがある
 ため、貨物輸送では自動車輸送にとってかわられ、その割合は大きく減少している。旅客輸送もその
 割合は減少しているものの、新幹線をはじめ、整備や開発は進んでいる。
日本の新幹線と在来線
写真:Railstation.net
白地図テスト
(2)道路
自動車は道路を自由に移動
できるため、輸送の割合を
増加してきた。

それと同時に高速道路も
建設されてきた。

しかし、交通渋滞や騒音、
排気ガスによる大気汚染な
どの公害も引き起こす問題
も起きている。

また、道路の幅が5.5mある
と、大型の車がすれちがう
ことができるが、日本の道路
の72.9%がその幅になって
おらず、都市部などでは拡張
できないままでいる。
日本の高速道路
白地図テスト
日本の橋
写真:bsancherさん、S.P.Catさん、ミノックスさん、龍さん、マグナさん「写真素材 フォトライブラリー」

3.海上の交通
海の交通は大きく海外貿易を行な
う外航海運と、国内輸送を行なう
内航海運とに分けられる。

外航海運は日本人船員の賃金が
高いことや日本船籍の運賃が高い
ことから競争力が低下している。

世界的にコンテナ船の大型化が
進んでいる中、日本の港は水深
の深い港が少なく、利用する際の
コストも高いので、日本の港を中
継する外国籍の船が敬遠しがちな
状況になっている。
主な港の船舶入港数
 
4.空の交通
空の交通は旅客輸送を中心
に増加している。

所得が増えていく中で、国内
と海外旅行者が増加してい
る。

貨物輸送も輸送に速さが求め
られる製品が増加しているこ
とから輸送量も伸びている。

大都市圏の空港では、それら
の混雑に対応できず、新しい
空港の建設や滑走路の増設
などが進められている。
主な国内線の旅客輸送量(単位 万人)
標準問題
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