■ Hello School 社会科 地理(ハロ地理) No.16日本の金属工業 標準問題 ■ 
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1.A〜Eは金属たちの自己紹介です。何の金属なのか、ア〜オの中から選び、記号で答えなさい。
  A.私は紀元前3500年頃のメソポタミア文明でも道具に加工されて使われていました。日本では
    「あかがね」と呼ばれています。主に電線に使われています。私よりも電気を流しやすい金属
    はありますが、私の方がコストがかからないということで私が広く使われています。明治時代、
    私の採掘にともなって、住民に大きな被害を与え、公害の原点にもなりました。

  B.日本では「あおがね」と呼ばれています。主に蓄電池に使われていますが、光学レンズや
    クリスタルガラスにも使われています。もっと身近なものとしては、釣りをするときに釣り糸に
    おもりをつけるでしょう。そのおもりは主に私です。

  C.私は身近なものとしては電球のフィラメント(発熱・発光部分)に使われます。他にもハイテク
    技術産業や軍事的な面でも使われていますが、産出国に偏りがあり、日本はほとんど輸入に
    頼っています。

  D.「くろがね」と言われる私は、今は半導体に地位をゆずりましたが、かつては「産業の米」と
    呼ばれていました。それでも生産量は中国に次いで世界第2位です。私がつくられるところ
    は、太平洋ベルトの臨海部が多いです。

  E.私はAさんと混ざり合って、50円硬貨や100円硬貨になっています。またステンレスの原料に
    も使われています。このほか、精密な時計にも使われるなど、産業上は重要視されています
    が、Cさんと同様、安定した供給ができないのが不安材料です。

   ア.鉛  イ.タングステン  ウ.ニッケル  エ.銅  オ.鉄
解答と解説
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