小説 hello学校の怪談 (小学校編) (中学校編) (高校編) 12/21


「確認してみっか?」
「先生してきてよ。」
「オレ1人でか?」

 みんなでまた体育館に戻ることにした。
電気をつけてみたが、誰もいない。でも、さっき片付けたはずの
バスケットボールが中央に転がっていた。
「うっそ〜!」
 体育館の中をみんなできょろきょろと見回す。舞台の近くいたTAKUが
「先生、何か紙がある。」
みんな集まった。大人のような、子供のような、暗い色で何か書かれてあった。
一度に全員は見れないので、TAKUが拾った責任をとり、読み上げた。

    小学生、さっきの理科室に来てくれよ〜。
   中学生、さっきの自分たちの教室に来てくれよ〜。
   高校生、さっきの音楽室に来てくれよ〜
   先生、職員室に来てくれよ〜。


「だってさ。」

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