■Hello School Poem Club 詩の知識■
■詩の形式■
詩の形式は次のような形で分かれます。
用語上 文語詩…
 「てふてふ」→ちょうちょ「あはれ」→あわれ、「ゐ」→い
 等昔の言葉で書かれた詩。
口語詩…
 現代の言葉で書かれた詩。
形式上 定型詩…
 五七調・七五調といった、音数に決まりのあるもの。
自由詩…
 音数に決まりはなく、自由に書かれた詩。
 「、」や「。」をつけないのが特徴。
散文詩…
 普通の文章のように、「、」や「。」がある詩。
内容上 叙情詩…
 作者の心情を表した詩。
叙景詩…
 風景を表した詩。
叙事詩…
 歴史や英雄を表した詩。

 みんなが作る詩の形式は、口語自由叙情詩か口語自由叙景詩です。
 (気が向いた時に、別の形式にチャレンジするのもいいかもです。)

■詩の表現技法■
詩は次のような表現技法を使って、強調や効果を高めさせます。

-- 反復法 --
繰り返しによるリズムによって印象を深める。
<例> 風車がくるくる くるくる回る
-- 比喩法 --
例えを用いて印象を深める。直喩法・隠喩法、擬人法に分かれる。
直喩法… 「まるで〜のよう」、「まるで〜みたい」などを用いる。
<例> まるでりんごのようなほっぺた
隠喩法… 「まるで〜のよう」、「まるで〜みたい」などを用いない。
<例> 君は石頭だ
擬人法… ものを人のように例える。
<例> エンピツが踊りながら机から飛び出していった
-- 体言止め --
最後の言葉を名詞・代名詞(体言)で終らせて、余韻を残す。
<例> 運動をしているのはこの僕(です)
-- 倒置法 --
語順を入れ替えて、その部分を強調する。
<例> 綺麗だね この花は
-- 対句法 --
似た言葉・反対の言葉を並べることによって、印象を深める。
<例> 小学校を卒業して 中学校に入学する

みんながよく使う表現技法は
反復法、直喩法、擬人法、体言止め、倒置法だけど、
対句法など高度な技法にチャレンジしてみましょう。
また、それらの技法をただ適当に使っては全体のバランスが崩れてしまいます。
全体のリズムも表現技法の1つということも忘れないようにね。

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